ハイ!OKKAです!
ハイボール好きな人って、おそらく「ハイボールのみ」を楽しんでいるわけじゃないと思います。
おつまみや料理と一緒に楽しんでいる人がほとんどなのではないでしょうか。
この「マリアージュを楽しもう」シリーズでは、「ハイボールと抜群に合う料理」を紹介していきます!
第1弾は「アイラモルトと牡蠣」です!
牡蠣は貝類の中でも、「海のミルク」と言われるほど栄養価の高い食品です。
もちろんたんぱく質が豊富で脂質は控えめ。うまみ成分のグルタミン酸や、タウリンなどのアミノ酸、ビタミンB1、B2、B12などのビタミン類、カルシウム、亜鉛などの栄養素が豊富に含まれています。
カロリーも1個当たり約12キロカロリーと、めっちゃヘルシーなんですね。
こうした栄養素は、生活習慣病の予防にも効果があると言われていますし、何よりタウリンやビタミンB群は肝臓の働きを助けます。お酒と一緒に取るにはピッタリの食品なんですね。
海外では一般的に夏場は産卵期であるため、食用には適さないとされており、「牡蠣はRのつく月に食べよ」と言われていますが、日本では養殖技術の発展、南北に細長い国内の各地に産地があるため、一年を通して美味しい牡蠣を食べることができるのです。
そんな牡蠣とウイスキーが合うのかというと…。
これがめっちゃ合います!
特に「ウイスキーの聖地」とも言われるアイラ島では、かなり昔から「牡蠣にボウモアなどのアイラモルトをかけて食べる」という方法が定番だったそうです。
ウイスキーの中でも、アイラモルトは「ヨード香」と言って、正露丸やイソジンのような薬品的な香りが特徴です。
このような香りがつく理由は、麦芽を乾燥させるときに使用する「泥炭」に海藻の成分が多く含まれているからです。
さらに、潮風にさらされた土地なので、潮っぽい香りや味わいもあります。
あまり初心者向きではありませんが、慣れるとこれがハマるんですよね…!
さらに、牡蠣は海産物なので、潮の香りや味わいももちろんあるし、ヨードも多く含んでいます。
味の系統が似ているということで、これが合わないわけはないってことですね!
今回は、レンジで殻付き牡蠣を蒸して、ボウモア12年と合わせてみました!
さらに、アイラ式ということで、牡蠣にボウモア12年を直接、数滴かけていただきました!
いやー、これが美味い!
ボウモアのヨード香が、牡蠣のミルキーさと合わさって、いい感じにバランスが取れた味わいになります!
さらに、ボウモアの持つ、柑橘系の酸味が、牡蠣とめっちゃ相性いいんですよね。
もちろん、ボウモア12年のハイボールともばっちり合います!
牡蠣の旨味成分がぐっと引き出され、食べた後はハイボールの炭酸で口の中がサッパリ!
もっともっと食べたくなります!
ボウモア自体にちょっとした酸味があるので、レモンはかけなくても大丈夫!でももちろんかけても美味いですよ!
ちなみに蒸し牡蠣の作り方は超簡単!
①牡蠣の殻をたわしなどでこすり、流水で洗う。
②耐熱皿に、平らな方を上にして牡蠣を並べ、ラップかふたをして、大1個あたり500w2分半で加熱する。
③やけどに注意しつつ、牡蠣の殻をはずす。
これで出来上がり!
アイラモルト&牡蠣で、極上のひと時が味わえますよ。ぜひどうぞ!
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