ハイ!OKKAです!
日本を代表するブレンデッドウイスキーと言えば、やはり「サントリー 響」!
サントリー2代目社長&マスターブレンダーの佐治敬三氏が、サントリー創業90周年を記念して造った、サントリーのフラッグシップとも言える高級ウイスキーです。
今回は、「サントリー 響」2種類をハイボールで飲み比べていきます!
その2種類がこちら!
左から「響 ジャパニーズハーモニー」、「響 ブレンダーズチョイス」です!
2種類の共通情報はこちら!
サントリー 響 共通情報
原産国 日本
アルコール度数 43度
内容量 700ml
原材料名 モルト・グレーン(国内製造)
売っている所 ネットショップ・ネットフリマ
さっそく飲み比べていきましょう!
まずは「響 ジャパニーズハーモニー」から!
響ジャパニーズハーモニー情報
キーモルト 山崎蒸溜所モルト原酒、白州蒸溜所モルト原酒
価格 税込み13000~18000円程度(2023・4 現在)
2015年に「響12年」の後継として発売されました。
山崎蒸溜所モルト原酒、白州蒸溜所モルト原酒に加え、知多蒸溜所のグレーン原酒が使用されています。
樽については情報がほとんどないのですが…その味わいから、おそらくミズナラ樽原酒も一部使用されているのではと思っています。(あくまで個人的見解です。)
ストレートの方がもちろん香りは強いのですが、ハイボールにしてもなかなか華やかな香り。フローラル&フルーティーですね。
桃やライチのような香りを感じます。
飲んでみると、穏やかでスッキリとした甘さが口に広がり、余韻はビターな感じがでてきます。
飲み口は上品で繊細な感じなんですけど、しっかりコクのあるリッチさもあります。
ちょっともったいないんですが、濃いめに作ることでさらに華やかでリッチな感じが味わえますよ。
続いて「響 ブレンダーズチョイス」!
響ブレンダーズチョイス情報
キーモルト 山崎蒸溜所モルト原酒、白州蒸溜所モルト原酒、一部ワイン樽原酒使用
価格 税込み15000~19000円程度(2023・4 現在)
2015年に「響12年」の後継として発売されました。
もちろんこちらにも知多蒸溜所のグレーン原酒が使われています。
平均15年前後の熟成原酒をベースにして造られているということです。中には30年以上の原酒もあるそうですよ。(だったら「響15年」にした方が人気が出た気がする…。)
ハイボールにすると、香りはかなり穏やかになりますが、蜂蜜、キャラメル、ベリーの香りがします。
飲んでみると、ほんのりとキャラメルの甘味が広がります。
すうっと鼻にイチゴ、リンゴ、ブドウのフルーティーな香りが抜けていって心地いいですね。
甘味の後にはビターな味わいが来て、飲みごたえのある、かなりリッチな感じのハイボールになりました!
余韻はハイボールとしては長めで、ウッディな樽感と、赤ワインのような渋みが残ります。
これも美味いですね~。
2本を飲み比べてみた感想はこんな感じ。
・「ジャパニーズハーモニー」は、非常に上品で、それまでの「響」の味わいを引き継いでいる印象。
ハイボールにしてもその印象は変わらず、スコッチとは違う「日本の高級ウイスキーを飲んでいる」感覚がいいですね!
希望小売価格は税込み6050円(2023.4現在)で、もしこの値段で手に入ったらかなりコスパがいいと感じます!
ただし、店頭ではまったくと言っていいほど見かけず、ネットやフリマでは、定価の2倍~3倍くらいの価格で売られてます。この値段では正直高いかなあ…。
バーで飲むのがおすすめですね!
・「ブレンダーズチョイス」は、それまでの「響」のイメージからちょっと離れている印象で、それがゆえに「ジャパニーズハーモニー」よりはちょっと人気が落ちるかな…。
とは言っても、ハイボールは十分美味いです!濃いフルーツの香り、キャラメルの甘味、赤ワインの渋味が合わさって、リッチ度は「ジャパニーズハーモニー」よりも上かも。
もちろん、希望小売価格が税込み13200円と、ジャパニーズハーモニーの倍なので、当然と言えば当然ですが。
でも、だんだん手に入りにくくなっていて、やはり店頭ではほぼ見かけません。ネット価格は16000円前後で、「ジャパニーズハーモニー」よりも上げ幅は小さいですが、やはり高く感じます。
その味わいから考えると、コスパがいいとは言えないですね。
それでも、飲んでみる価値のあるウイスキーだと思います!
個人的な好みでは、実売価格を考えると、
1位 響ブレンダーズチョイス
2位 響ジャパニーズハーモニー
かな。もし希望小売価格で買えたら逆転しますけど(笑)。
それぞれの詳しいレビューはこちら!
以上、「サントリー響2種類 ハイボール飲み比べ」でした!
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