ラフロイグ10年

おすすめウイスキー

ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「ラフロイグ10年」です!

これをハイボールにすると…!

ヨード香&スモーキーフレーバーにバニラの甘味、さらに青リンゴやハーブの香りと潮っぽさも感じる、個性的ながら爽やかなハイボール!

になります!

ラフロイグ10年情報
原産国 スコットランド (アイラ島)
アルコール度数 43度
内容量 750ml
原材料名 モルト
蒸溜所 ラフロイグ蒸溜所
価格 税込み6400円~7800円程度(2023・4現在)
売っている所 酒類量販店・酒類専門店(個人)・ネットショップ

ラフロイグ10年は、スコットランドの南東にあるアイラ島のラフロイグ蒸溜所で製造されているシングルモルトウイスキーです。
ラフロイグは、その強烈な香りと独特の味わいから、「アイラモルトの王」とも呼ばれています。

ラフロイグ蒸溜所の創業は1815年。200年以上の歴史があります。
2005年にアメリカのビーム社に買収されましたが、2014年にそのビーム社がサントリーに買収されたため、現在はビームサントリー社の所有となっています。

エアロプレイン | ガジェット、旅、大宮について。23年目に突入 (airoplane.net)より引用

この「ラフロイグ10年」は、すべてファーストフィルのバーボン樽で熟成を行った原酒で構成されています。樽の供給を行っているのはアメリカのメーカーズマーク蒸溜所。ラフロイグの持つ甘味は、メーカーズマーク由来と言えるかもしれませんね。

ちなみに、今回紹介するのは正規品ですが、並行輸入品もあり、それぞれに以下のような違いがあります。

正規品:容量750ml・アルコール度数43%
並行品:容量700ml・アルコール度数40%

価格は並行輸入品のほうがちょっと安めなのですが、アルコール度数と容量を考えると、どちらもそれほど差はないかなあという感じですね。

ラフロイグと言えば、「正露丸の匂いがする」「初心者お断り」などいろいろ聞きますが、果たしてどうでしょうか。

さっそく飲んでいきましょう!

まずは香りから。

おおー、確かに正露丸っぽいヨード香がガツンと来ますね~。なかなか強烈です!燻したようなスモーキーな香りもしますね。
でも、その奥に甘い匂いが…これはバニラかな?
ちょっと青リンゴみたいな香りもします。ちょっとハーブのような草っぽい香りも。

ストレートで飲んでみます。

うん、まずはやっぱり薬品っぽいヨード香がぐっと鼻に来ますね~。
なぜこんな香りがするかって言うと…。
ウイスキーを作る際に、麦の発芽を止めるために乾燥させるという工程があるのですが、その時にアイラ島で取れた泥炭(ピート)を炊くので、こういう香りがつくようです。
アイラ島の泥炭には海藻の成分が含まれているので、海藻に含まれるヨードの香りが麦芽に移るんですね。

でも、そのすぐ後に甘さが来ます!バニラや蜂蜜の甘さですね~。
さらに潮の感じも。微かに柑橘?青リンゴ?の香りもするかな。
いや、これ意外といけますね!かなり美味いです!

いよいよハイボールにしてみます!

炭酸で割ると、ヨードの香りは少し薄くなって、木を焦がしたようなスモーキーフレーバーが目立つようになります。さらに、青リンゴのようなさわやかな甘い香りもしてきます。バニラの香りもしますね。

飲むと、やはりヨード香とスモーキーフレーバーが口の中に広がりますが、これが慣れるとクセになるんですよね…。最初は香りの大部分を占めていた薬品臭が、飲みなれるたびにだんだん気にならなくなって、青リンゴのフルーティーな香りやハーブの香り、さらにバニラのほのかな甘みを感じ取れるようになります。余韻に感じる潮っぽさもいい感じ。
こうなったらもう「美味い!」としか言いようがないですね!
ストレートだとちょっとオイリーな感じもしましたが、ハイボールにすると個性的ながら、かなり爽やかな飲み口になるのもいいですね~。

慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、慣れると病みつきになりますよ!

ただ、最近ちょっと値上がりして、(2020年ごろは以前は4000円後半~5000円前半くらいで買えていました。)購入のハードルが上がってしまったのはちょっと残念…。

でも、ウイスキー好きな人には、一度は飲んでほしい1本であることは間違いありません!

おすすめ度は★★★★★★★★星8つでした!

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