ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「ニッカ シングルモルト宮城峡」!
これをハイボールにすると…!
熟したリンゴのようなフルーティーさと、蜂蜜の甘味、ダークチョコのようなほろ苦さが味わえる、スイートで華やかな飲みやすいハイボール!
になります!
ニッカ シングルモルト宮城峡情報
原産国 日本
アルコール度数 45度
内容量 700ml
原材料名 モルト
蒸溜所 宮城峡蒸溜所
価格 税込み7000円~9000円程度(2024・3 現在)
売っている所 酒類量販店・酒類専門店(個人)・ネットショップ(現在品薄多し)
「宮城峡」と言えば、「余市」と同じくニッカを代表するシングルモルト!
シングルモルトとは、「一つの蒸溜所で作られたモルト原酒だけを使ったウイスキー」を指します。
この「宮城峡」が造られているのは、宮城県仙台市にある宮城峡蒸溜所。
北海道の余市蒸溜所に続いて、1969年に建てられたニッカウヰスキーの原酒を生産する工場です。ウイスキーの本場、スコットランドの風土に例えて「ハイランド余市とローランド宮城峡」と呼ばれることもあります。また、余市で造られる原酒は「男性的」、宮城峡は「女性的」とも言われているそうですよ。
山形県との県境にあり、広瀬川と新川が流れる緑豊かな峡谷で、内陸に位置するので海の影響も受けない地形や気候が、スコットランドのローランドに似ているのだそうです。
ニッカの創業者である竹鶴政孝氏が、この近くを流れる「新川(にっかわ)」の水で水割りを作ったところ、「実に素晴らしい水だ」ということで、ここに蒸留所を立てることが決まったという逸話があります。
単式蒸溜器(ポットスチル)も、余市の「石炭直火炊き」とは異なり、スチームでじっくりと焚くタイプの蒸溜器が採用されています。このポットスチルにより、フルーティーでまろやかな味わいのモルトが生まれるということです。
「宮城峡」は、このポットスチルで蒸溜し、シェリー樽と新樽で熟成した原酒をブレンドして造られているそうです。
また、宮城峡蒸溜所には、伝統的なカフェ式連続式蒸溜機があり、「カフェモルト」や「カフェグレーン」も造っています。
さっそく飲んでいきましょう!
まずは香りから。
まず感じるのは、熟したリンゴのような甘酸っぱくてフルーティーな香り。さらに蜂蜜の甘い香り、ダークチョコのような香りもしてきます。
ほんの少し、シェリー樽特有の硫黄のような匂いもありますが、あまり気になりませんね。かなりいい香りです。
ストレートで飲んでみます。
口に含むと、やはり赤いリンゴのフルーティーな甘酸っぱさが広がります。その後に蜂蜜の甘味、紅茶のタンニンのような渋味、ダークチョコのほろ苦さがやってきます。
余韻はジンジャーやクローブのようなスパイシーさと、樽由来のウッディな風味がふわっと残ります。
少し硫黄っぽいクセがありますが、なかなか美味いですね~。
スモーキーさも少し感じますね。けっこう複雑な味わいです。
いよいよハイボールにしてみます!
香りはフルーティー。
飲んでみると、熟したリンゴのような甘酸っぱさと、蜂蜜の甘味が炭酸と共に弾けます。とても華やかな感じですね!
その後に、ほろ苦いダークチョコのような風味を感じます。
ハイボールにすると、ストレートで感じた硫黄っぽさはほぼ消えるので、甘味主体の非常に飲みやすいハイボールになります。これは美味いですね!
洋食など、味の濃い料理に合いそうですね。
また、食後にチョコやドライフルーツと一緒に飲むのもいいと思います!
少し独特のクセがあるので、ちょっと好みがわかれるかも…とも思いますが、シェリー系が好きな人は、ぜひ飲んでみることをオススメします!
ただ、4月からの値上げの影響で、現在、定価の税込み4950円ではほぼ手に入らない感じです…。
値上げ後は税込み7700円にになるのですが、今はそれより高くなっているところも。
元々、余市よりあまり人気がなく、少し前ならスーパーでも定価で買えたウイスキーだったのですが…。定価でなければ、今は買うのを控えたほうがいいかも。もちろん、定価の4950円なら即買いですね!
おすすめ度は★★★★★★★★星8つでした!(定価の場合)
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