ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は、「デュワーズ12年」です!
これをハイボールにすると…!
蜜リンゴのような甘さと爽やかなシトラス感、余韻はビターな本格ハイボール!
になります!
デュワーズ12年情報
原産国 スコットランド
アルコール度数 40度
内容量 700ml
原材料名 モルト・グレーン
キーモルト アバフェルディ・クライゲラキ・オルトモアなど
価格 税込み2200~2500円程度(2022・9 現在)
売っている所 スーパー・酒類量販店・ネットショップ
デュワーズは、1846年にジョン・デュワー氏によって創業されました。かなり歴史のあるウイスキーですね。
現在、アメリカで最も売れているスコッチウイスキーでもあります。
デュワーズがそこまで売れたのは、ジョンの息子、トミー・デュワーの「広告戦略」の成果だと言われています。
1880年当時、創業者のジョン・デュワーが亡くなったときには、デュワーズ社の資産価値はおよそ1万ポンドだったそうです。(当時の1ポンドは現在の日本円にすると約7万円くらいではないかと言われています。1万ポンドなら7億円というところですね。)
父の後を継いだトミーは、その1億ポンドの資産を、わずか17年後の1897年には、62万5千ポンドにしたそうです!
実に60倍以上にまで会社の価値を高めたというわけ。すごいですね!
そんなトミーの広告戦略は、例えばこんな感じ。
・自転車や馬車の車輪に逆さ文字で広告メッセージを刻印し、走った後のわだちにそれが残る、という広告装置を開発する。(下の図のような感じ。特許も取りました。)
・イギリスで初めて、新聞にカラー広告を載せる。
・ヨーロッパ最大の電光掲示板広告をロンドンの堤防内にある「デュワーズ埠頭」に設置する。
(下の図参照。ビルに電球で描かれた人物が動くそうです!)
・飲料メーカーとして、世界で初めて映画広告を制作する。
・アメリカの鉄鋼王となったカーネギーを通して、当時の大統領へのプレゼントとして、デュワーズを樽ごとプレゼントする。
・「ハイボールの起源はデュワーズ」というエピソードを新聞に載せる。
などなど。すごいアイデアマンですね。
「詩にイマジネーションが必要であるように、ビジネスには広告が必要だ」というのが、トミーの口癖だったそうです。
「デュワーズ12年」は、そんな人気ブランドに成長した「デュワーズ」のラインナップの1つでなんですね。
12年以上熟成されたアバフェルディ蒸留所のモルト原酒を中心として、40種類以上の原酒をブレンドしているそうですよ。
さっそく飲んでいきましょう!
まずは香りから。
お、甘い!蜂蜜や黒糖のような甘い香りがふわっと来ます。
バニラのような香りもしますね。あと、焼きリンゴのような、少し酸味のあるフルーティーな香りも。いい感じです!
ストレートで飲んでみます。
おお、なんかするっと入ってきた…飲み口がめっちゃスムーズですねえ。
蜂蜜や黒糖の甘さと、焼きリンゴの酸味が口の中に広がります。
ナッツのような香ばしさ、樽から来るウッディな感じも。
12年熟成ですが、ブレンドのおかげか、とても飲みやすいですね!
いよいよハイボールにしてみます!
ハイボールにしても、甘くてフルーティーな香りは健在です。
飲むと、蜂蜜や黒糖の甘さ、リンゴのようなフルーティーさが合わさって、まるで甘い蜜リンゴを口にしたような感じです。さらにシトラス系の爽やかな酸味も感じます。
これは美味いですね~。
余韻は少しウッディなビターさが残ります。これもいい感じ。
「ホワイトラベル」も美味かったですが、「12年」は甘みやフルーティーさが倍増して、さらに美味く、リッチな感じのハイボールになります。
麦芽のコクも感じられて、かなり本格的なハイボールですね!
これがホワイトラベルにプラス1000円で買えるんだから、かなりコスパがいいと思います!
(ちなみに「ホワイトラベル」のレビューはこちら。)
「デュワーズ12年」は初心者にも、ウイスキーファンの方にも超おすすめできるウイスキーです!
おすすめ度は★★★★★★★★★星9つでした!
コメント