ブラックニッカ クリア

おすすめウイスキー

ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「ブラックニッカ クリア」です!

これをハイボールにすると…。

爽快で、ほんのり甘くてフルーティー。値段以上に「ウイスキーらしさ」を感じられる最強安ウマハイボール!

になりました!

ブラックニッカ クリア情報
原産国 日本
アルコール度数 37度
内容量 700ml
原材料名 モルト・グレーン
キーモルト 不明。おそらく余市&宮城峡のモルト原酒+一部海外原酒
価格 税込み700~900円程度(2022・10 現在)
売っている所 コンビニ・スーパー・酒類量販店・ネットショップ

ブラックニッカ クリアは2011年に発売された、ニッカウヰスキーの中でも最もリーズナブルなボトルです。

大体800円ちょっと。安いところだと700円近くで売られているのを見たことがあります。
(まあ、「安さ」ではイオンの「トップバリュー」のウイスキーには負けますが、あれはスピリッツを添加していて、正直OKKAとしては「ウイスキー」とは認めたくない…。)

「モルト」と「グレーン」のみのウイスキーとしては、「トリスクラシック」と並んで、国内最安と言えると思います。

ただ、37度という度数が気になる…という人もいると思います。スコットランドでは「最低瓶詰めアルコール40度以上」でないと「スコッチウイスキー」とは認められないんですね。
日本以外の他の国でも、40度未満のウイスキーを出している所はほぼないと思います。

では、なぜ37度なのか。これは日本の酒税法が関係してきます。
酒税は、アルコール度数によって決められています。
ウイスキーの場合、37度を超えると、1キロリットル当たり1万円の税が課税されていきます。
37度以下だと、13度になるまで酒税は変わりません。

したがって、37度という度数は、「ウイスキーの基準とされる40度に最も近く、なおかつ酒税が最も安い度数」ということになります。
ニッカやサントリーが、なんとか少しでも安くウイスキーを飲んでもらおうとした結果ということですね。

さらに気になるのは、その味。やはり安くても不味かったら飲む価値はないですからね…。

「ブラックニッカ クリア」の特徴は、モルティングの際にピート(泥炭)を使わずに加熱して成長を止めたノンピートモルトを採用していることです。これにより、スモーキーな香りが抑えられて、癖の少ないウイスキーになっているということなんですね。

ボトルの裏にはこんな記載があります。
「やわらかな香りとまろやかな味わい。クセのないクリアな飲み心地のウイスキーです。」

うーん、これだけだと、ちょっと味的には物足りないようにも感じますが…。
(正直OKKAもそう思って今まで避けてきた…。)
まあ、飲んでみないと実際はわかりません。

さっそく飲んでいきましょう!

まず香りから。

お、思ったよりしっかりウイスキーの香りがします!
アルコールのツンとした感じも少ーしありますが、ちゃんとバニラの甘さ、それにリンゴのフルーティーさを感じますね。
想像していたよりもいい香りです!

ストレートで飲んでみます。

やはり、アルコール感はありますが、ほんのりとしたバニラの甘さが広がります。
リンゴのフルーティーな香りもすっと鼻に抜けてきて、樽のウッディさもちょっと感じます。
本格的なスコッチに比べると弱いですが、値段を考えると十分、という感じですね。

いよいよハイボールにしてみます!

うん、穏やかではありますが、けっこうバニラの甘い香り、リンゴのフルーティーな香りを感じます。
飲んでみると、名前の通り、すっきりクリアな爽快感があります!
その後で、ほんのりとした甘さや香り、樽のウッディな感じもあって、なかなか美味いハイボールです!

正直、もっと薄いと思っていましたが、値段以上の価値はあるなあと感じました!
とにかく安いので、遠慮なくガブガブ飲めるのが魅力ですね!
暑い日の最初の1杯としては最高ですし、クセがないので、どんな料理とも合わせられます。
大容量を購入して飲むのもアリだと思います!

それでいて決して値段ほどは薄くなく、しっかり「ウイスキー」の良さも感じられます。
さすがニッカですね~。「安いから不味いんじゃない?」なんて疑ってしまってごめんなさい!

クセがなく、ウイスキーの良さもしっかりあるので、ウイスキー初心者にもおすすめです!
また、以前のOKKAのように「どうせ安くて不味いんだろ」と思って敬遠している人がいたら、ぜひ一度飲んでみてほしいですね!
おすすめ度は★★★★★★星6つでした!

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