ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「キルホーマン マキヤーベイ」です!
これをハイボールにすると…!
スモーキーで爽やか!海の香りと、ちょっとレモンの風味も感じる、フレッシュなハイボール!
になります!
キルホーマン マキアーベイ情報
原産国 スコットランド (アイラ島)
アルコール度数 46度
内容量 700ml
原材料名 モルト
蒸溜所 キルホーマン蒸溜所
価格 税込み5000円~6000円程度(2022・10 現在)
売っている所 酒類量販店・酒類専門店(個人)・ネットショップ
キルホーマンは、2005年にアイラ島に誕生した、比較的新しい蒸留所のウイスキー。
アイラ島に新しい蒸留所が誕生したのは、約124年ぶりだそうです。
ちなみに、アイラ島にある蒸溜所は2022年現在9か所。
古い順に並べるとこんな感じです。
①ボウモア蒸溜所(1779年)
②アードベッグ蒸溜所(1815年)
③ラフロイグ蒸溜所(1815年)
④ラガヴーリン蒸溜所(1816年)
⑤カリラ蒸溜所(1846年)
⑥ブナハーブン蒸溜所(1881年)
⑦ブルックラディ蒸溜所(1881年)
⑧キルホーマン蒸溜所(2005年)
⑨アードナッホー蒸溜所(2019年)
アイラ島は淡路島よりちょっと大きい程度の島。その中に9か所も蒸留所があるとは、さすがに「スコッチウイスキーの聖地」と呼ばれるだけはありますね。
(今後もさらに増える予定だそうですよ!)
キルホーマン蒸溜所は、ウイスキーに使う大麦の栽培から行っている、スコットランドでもかなり珍しい蒸溜所で、蒸溜所周辺に大麦畑があり、毎年200トン近くの大麦を収穫しています。
19世紀によく見られた「大麦農場と蒸溜所が併設されたファーム・ディスティラリー(農場蒸溜所)」を現代に復活させようと、創設者のアンソニー・ウィルズによって建てられました。
現在の製品のいくつかは、「大麦の栽培からボトリングまでを100%アイラ島内で行った」正真正銘のアイラシングルモルトです。これはなかなかできないことですね。
ちなみに、「マキヤ―ベイ」というのは、蒸溜所の近くにある、アイラ島で最も美しいと言われている海岸の名前です。
3年から5年熟成した若い原酒をヴァッティングしています。
熟成樽はバーボンとオロロソシェリーバットの2種類で、バーボン8、オロロソシェリーバット2という構成だそうです。
冷却濾過をせず、さらにカラメルにより着色もしていません。熟成年数が若いこともあり、黄金色できれいなウイスキーですね!
さっそく飲んでいきましょう!
まずは香りから。
まず感じるのはバニラのような甘い香り、それにレモンのような柑橘系の爽やかでフルーティーな香りです!そこからすぐに、スモーキーな香りもしてきます。
アイラ島特有の、正露丸のような、ヨードのような香りもしますね。
ピートの強さを表すフェノール値は50ppmということで、ラフロイグ10年(45ppm)やアードベッグ10年(55ppm)と同じくらいなのですが、それほど「ピートが強烈」という感じはしません。
若さを感じますが、いい香りですね~。
ストレートで飲んでみます。
まず口の中に広がるのは、やはりバニラや蜂蜜の甘さ。そこに柑橘の香りがのっかって、蜂蜜レモンといった感じです。
さらに、ふわっと土のような香りもしますね。でも、イヤな感じではありません。
あとから、わりと強めのピート感がやってきました!ヨードのような薬品の香りと、木を焦がしたようなスモーキーな感じがミックスしてやってきます。「アイラのウイスキーを飲んでるなあ」ってかんじますね~。
余韻はそのスモーキーさが割と長めに残ります。ほんのりとした塩気や、樽由来の心地よいビターさもあっていいですね。美味いです!
いよいよハイボールにしてみます!
炭酸で割ると、甘さが抑えられる分、ピートがかなり効いた感じになります。
そこに、やはりレモン系の柑橘の香りもやってきて、なんとも爽やかなハイボールです!
原酒が若いだけあって、かなりパンチの効いた味わい。でもそれがいいんですよね~。
かなり美味いです!
もちろんヨード香もありますが、アードベッグやラフロイグに比べると穏やかな方です。少し塩気もあって「海の香り」って感じですね!
ラフロイグがダメだった人でも、これならいけるかも?
合わせるならやはり燻製ベーコンやスモークチーズがいいかな。
魚介と合わせるのもいいかもです!
ボウモアやラフロイグが好きなら、ぜひ飲んでみるべきウイスキーですね!
おすすめ度は★★★★★★★★星8つでした!
コメント