サントリー スペシャルリザーブ

おすすめウイスキー

ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「サントリー スペシャルリザーブ」です!
単に「リザーブ」と呼ぶこともありますね。

これをハイボールにすると…!

青リンゴと「新緑」の香りのする、ちょっと「白州」を感じさせるすっきり爽やかハイボール!

になりました!

サントリー スペシャルリザーブ情報
原産国 日本
アルコール度数 40度
内容量 700ml
原材料名 モルト・グレーン(国内製造)
キーモルト 白州蒸溜所 モルト原酒(ホワイトオーク熟成)
価格 税込み2300~2600円程度(2022・11 現在)
売っている所 スーパー・酒類量販店・ネットショップ

この「スペシャルリザーブ」が誕生したのは、1969年。
この年にリザーブが発売されたというのは、実はサントリーにとって多きな意味があります。

この年の翌年、1970年はサントリー創立70周年、さらにあの「大阪万博」の年。サントリーもパビリオンを出展することが決まっていました。

大阪万博「サントリー館」
万博記念公園 (expo70-park.jp)より引用

サントリーにとっては、「自社のウイスキーを海外に広める大きなチャンス」であったわけです。
そのために作られたのが「スペシャルリザーブ」なんですね。

ウィキペディアでは、次のように書かれてます。

サントリーは、1970年の大阪・千里で開催される日本万国博覧会にパビリオンを出展することが決まっていたことから、「海外から来たお客さんが見ても、見劣りのしないウイスキーを」という佐治の号令のもと新しい製品の開発に乗り出し、日本万国博覧会開催の前年の1969年にサントリーリザーブは誕生する。都市圏のバーやパブなどの店では、当時は高嶺の花で手が出なかったオールドよりも頼みやすいとたちまち評判になり、サントリーリザーブは新たなサントリーの看板商品になる。同様に同万博のパビリオンでもサントリーウイスキーは世界各国の観光客から評判を持って迎えられた。

今ではオールドの方が値段が安いのですが、発売当初はオールドの下、という位置づけだったんですね。

サントリー ホームページ (suntory.co.jp)より引用

発売当時のキャッチコピーは「国産品と呼ばずに、国際品と呼んでください」
サントリーがかなり力を入れていることが伝わってきます。

また、当時はまだ白州蒸溜所がなかったので(白州蒸溜所の設立は1973年)、山崎蒸溜所のモルト原酒を使っていたことになりますね。


その後、1996年には「リザーブ10年」、2006年には「リザーブ12年」が発売されます。
このあたりは「ウイスキー冬の時代」だったので、けっこう長期熟成の原酒も使われているかも。
一度飲んでみたいものです。

Wikipediaより引用

2008年には残念ながら年数表記は廃止。「Luscious Elegant Aroma」という表記が入ります。
「甘美で優雅な香り」という意味ですね。

さっそく飲んでいきましょう!

まずは香りから。

バニラっぽい甘い香りもしますが、フルーティーな香りが強いですね!
ちょっと青リンゴを思わせる、爽やかな香りです。
ドライフルーツのような香りも感じますね。

ストレートで飲んでみます。

やはり、まず感じるのは青リンゴの爽やかな香りと甘味。
さらに、ちょっと「森林」まではいきませんが、「新緑」のような香りがふわっと鼻を抜けていきます。
アルコールの刺激はほとんど感じませんね。

後口にはドライフルーツの甘味と、ほんのりとしたウッディな渋みもあります。少しですがピートも感じますね。
全体的にライトで、ストレートでも飲みやすいですね。美味いです!

いよいよハイボールにしてみます!

ハイボールにしても、青リンゴのフルーティーな香りを感じますね~。
飲んでみると、口当たりがよく、とってもなめらかでスッキリ!
青リンゴの甘味と香り、新緑の爽やかさが、口の中に広がります。これは美味いなあ。
白州モルトを使っているからか、やはりちょっと白州感を感じますね!

もちろん、ブレンデッドですし、値段も違いますので、「白州そっくり」とはいきませんが、けっこう雰囲気はあると思います。
現在白州がほぼプレ値でしか手に入らない状況を考えると、2000円ちょっとでこの感じが味わえるのはかなりお得と言えますね!
しかも原材料はすべて国内製造の「ジャパニーズウイスキー」ですし。

オールドと共に、「昭和のウイスキー」の印象が強いボトルですが、これはぜひ飲んでほしいと思います!
おすすめ度は★★★★★★★★星8つでした!

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