ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は、「モンキーショルダー」です!
これをハイボールにすると…!
オレンジのようなフルーティーさと、麦芽の甘味・コクをしっかり感じとることができる、飲みやすくリッチなハイボール!
になります!
モンキーショルダー情報
原産国 スコットランド
アルコール度数 40度
内容量 700ml
原材料名 モルト
キーモルト グレンフィディック・バルヴェニー・キニンヴィ
価格 税込み3200~4200円程度(2022・12 現在)
売っている所 酒類量販店・ネットショップ
この「モンキーショルダー」の最大の特長は、グレーンウイスキーを使わず、モルト原酒のみをブレンドした「ブレンデッドモルト」だということ。
シングルモルトの個性と、ブレンデッドウイスキーのバランスが取れた飲みやすい味わい両方を兼ね備えたウイスキーなんですね。
「モンキーショルダー」を販売しているのは「ウイリアム・グラント&サンズ社」なので、ブレンドされている原酒も「ウイリアム・グラント&サンズ社」所有の「グレンフィディック」「バルヴェニー」「キニンヴィ」の3つの蒸溜所のもの。
ボトルの3匹の猿のレリーフは、この3つの蒸溜所を表しているそうです。
発売されたのは2005年。当時のグレンフィディック蒸溜所のモルトマスター(マスターブレンダー)であるブライアン・キンスマンが、完成させたスコッチウイスキーだということです。
ちなみに、なぜ「モンキーショルダー」という名前になったのか。
それは、大麦を発芽させて麦芽にする工程である「フロアモルティング」に由来します。
スコップで何度も大麦を攪拌するこの作業はとても過酷で、職人たちは常に「肩こり」や「肩の痛み」に悩まされていました。
この「肩こり」「肩の痛み」を「まるで肩に猿が乗っているようだ」ということで、「モンキーショルダー」という呼び方が生まれ、それがこのウイスキーの名前になった、ということなんですね。
実際、モンキーショルダーに使われている3つの蒸溜所の一つ「バルヴェニー蒸溜所」では、現在もフロアモルティングを行っているそうです。
伝統的な製法で造っているという「誇り」が、この名前にはこめられているんですね。
さっそく飲んでいきましょう!
まずは香りから。
ほんのり蜂蜜の甘さを感じます。それにちょっとオレンジのような柑橘っぽい香りも。あと、グレンフィディックっぽい「青リンゴ」の感じもあるかな。
樽由来なのか、ウッディな香りもしますね~。
ストレートで飲んでみます。
まず感じるのは蜂蜜の甘さ。次に麦芽の甘さ。ちょっとカラメルのような焦げっぽいような感じもします。
鼻からはすうっとオレンジのような柑橘系のフルーティーな香りが抜けていきます。余韻はウッディな感じがわりと長く続きます。
なかなかいいですねえ。飲みやすいし、変なクセもありません。
いよいよハイボールにしてみます!
香りは、かなり穏やかになりますが、蜂蜜の甘さと、柑橘のフルーティーな香りがします。
飲んでみると、甘みは穏やかですが「これぞモルト!」という麦芽感があります。それにオレンジを思わせる酸味も。
麦芽の甘さとコク、そして爽やかな柑橘感。これは美味いですね!
飲みやすく、それでいてリッチな感じもします。
ボトルについていた「さるハイ」の作り方には「カットオレンジを入れる」とありました。
これで「オレンジの香り」がより強調されるわけですね。これまた美味そうです!
すべてモルト原酒で、そしてこの味で3000円台前半で買えるって、なかなかコスパいいなと思いますよ!
おすすめ度は★★★★★★★★星8つでした!
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