ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「アラン10年」です!
これをハイボールにすると…!
フルーティーで爽やかなのに、しっかりウッディでコクのある、バランスの取れた激ウマハイボール!
になります!
アラン10年情報
原産国 スコットランド (アラン島)
アルコール度数 46度
内容量 700ml
原材料名 モルト
蒸溜所 ロックランザ蒸溜所(2019年に「アイル・オブ・アラン蒸溜所」から改名)
価格 税込み4200円~5500円程度(2022・8 現在)
売っている所 酒類量販店・酒類専門店(個人)・ネットショップ
この「アラン10年」、実は数あるシングルモルトの中でも、OKKAがかなり好きなウイスキーなんですよね。
ファーストフィルのバーボン樽で熟成させた原酒をメインにして、シェリー樽で熟成させた原酒をバランス良く配合した10年熟成のウイスキーです。
アラン10年の特徴は、まず「ナチュラルカラー」(ノンカラーとも言います。)「ノンチルフィルタード」だということです。
通常、ウイスキーの多くは、「見た目の色をそろえるため」にカラメル色素で着色していることが多いのです。(カラメル色素は味には全く影響しないそうです。)
ウイスキーは、様々な樽から原酒を取り出し、それをブレンドするので、樽の状態によっては、味は同じでも色が少し変わったりすることもあるんですね。
消費者側としては、「同じウイスキーなのに、ボトルによって色が違うのはおかしい」となってしまうので、それを防ぐために、着色するというわけです。
特に日本市場では、「熟成年数が長いのに色が薄いのはおかしい」(別におかしくはないのですが…)という苦情があるため、着色されていることが多いのだとか。
ちなみに、この「カラメル色素」は、味に影響しないためか、日本を含め、多くの国では表示義務がありません。(ドイツやデンマークなど、一部の国ではあります。)
でも、近年では、やはり自然の色がいい!ということで、着色しないウイスキーも増えてきています。
アラン10年のラベルには、ちゃんと「Natural Colour」と書いてますね!「着色していませんよ」ということです。
さらに、その上に書いてある「Non-chill Filtered」(ノンチルフィルタード)というのは、「冷却濾過をしていない」ということ。
「冷却濾過」とは、ウイスキーが冷えたときに、香味成分が白濁して「澱」のようなものがウイスキーの中に生じるのを防ぐために、約0~5度まで冷却して濾過することです。
でも、それをしてしまうと、香味成分がある程度失われることになり、風味が落ちてしまうことがあります。
そこで、この「冷却濾過」をしない(ノンチルフィルタード)ことで、ウイスキー本来の風味を残そうということなんですね。
ラベルやボトルもかなり特徴的。
ラベルに描かれているのはアラン島の形です。
ずんぐりしたボトルがシンプルで、可愛いですね~。このボトルにしてから、ぐっと人気も高まりました。
一時期、手に入りにくい時があったのですが、現在(2022.8)では、量販店に行くと、税込み4200円くらいで販売されているのをよく見かけるようになりました。
さっそく飲んでみましょう!
まず香りから。
まず、バニラや蜂蜜の甘い香りがしますね。それに、柑橘系の香りもします。グレープフルーツっぽいかな。メロンのような香りも感じられます。いい香りですね~。
ストレートで飲んでみます。
まず、蜂蜜やバニラのような甘みが口の中に広がります!そして、柑橘の爽やかな香りがすーっと鼻を抜けていきます。
さらに変化して、パンケーキのような味わいがして、余韻はナッツの風味と、ウッディな感じ。
10年とは思えない熟成感も感じます。いや、これは美味いですね~。
いよいよハイボールにしてみます!
香りはやはり柑橘系。グレープフルーツ、それにメロンのような甘さも感じます。
蜂蜜やバニラのような、ちょっと濃厚な甘さもありますね。でも、飲むととっても爽やかな感じです!余韻には、樽由来のウッディな風味も残り、しっかり麦芽のコクも感じることができます。
いやー、これは美味いです!それぞれの味のバランスも最高ですね!
ずーっと飲んでいたい、そんな激ウマのハイボールでした!
4000円~5000円台のウイスキーとなると、かなり高く感じるかもしれませんが、これはその値段分の価値は十分にあります!
「美味しいシングルモルトのハイボールを飲んでみたい」という方には絶対に飲んでほしい!
おすすめ度は★★★★★★★★★星9つでした!
コメント