アラン クォーターカスク

おすすめウイスキー

ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「アラン クォーターカスク」です!

これをハイボールにすると…!

蜂蜜&レモンの味わい、樽感をしっかり感じられる、飲みごたえ抜群のハイボール!

になります!

アラン クォーターカスク情報
原産国 スコットランド (アラン島)
アルコール度数 56.2度
内容量 700ml
原材料名 モルト
蒸溜所 ロックランザ蒸溜所(2019年に「アイル・オブ・アラン蒸溜所」から改名)
価格 税込み6000円~7000円程度(2022・10 現在)
売っている所 酒類量販店・酒類専門店(個人)・ネットショップ

ここで使われているクォーターカスクとは、容量が125リットルの樽のこと。シェリーバット(500リットル)の4分の1の大きさなので、こう呼ばれています。
バーボンバレルで7年間熟成したあと、クォーターカスクで2年間追加熟成しているそうです。

クォーターカスクは、一般の樽に比べて容量が小さいので、樽からの影響を受けやすく、いわゆる「木の感じ(樽感)」が感じられるウイスキーになるそうですよ。

ちなみに、樽のサイズについてはこちらをどうぞ!

ラベルには「カスクストレングス」とあります。
通常のウイスキーは、加水して度数を40~43%に調整します。その方が飲みやすくなるし、量も増えるからです。
でも、「カスクストレングス」は加水していない、樽からそのままボトリングした(もちろん樽同士のブレンドはあるでしょうが)ウイスキーということ。
アルコール度数も56.2%もあります。
加水していないので、ウイスキーの個性がしっかり感じられる、中級者以上向けのウイスキーと言えます。

ちなみに、ボトルに描かれているマークは、アラン島の形を表しており、その中には「ポットスチル」「2羽のワシ」がデザインされています。
このワシは実際にいたイヌワシで、1994年、蒸留所の裏側に巣を作り雛を育て始めていました。
当時、蒸留所の工事中でその2羽のワシのために工事を一時中断させたと言うエピソードも残っており、その後25年間、その場に住み続けたという記録があるそうですよ。

さっそく飲んでいきましょう!

まずは香りから。

うん、まずは蜂蜜やバニラの甘い香りがしますね~。その奥に、レモンのような柑橘系の爽やかな香り、さらにリンゴのようなフルーティーな香りもします。

アルコールの刺激もありますが、56.2%にしては、それほど感じませんね。いい香りです!

ストレートで飲んでみます。

おお、さすがにアルコールのアタックがガツンときますね!でも、不快な感じはありません。むしろスパイシーな刺激がいい感じです。

その後でブワっと蜂蜜やバニラの甘さが広がり、フルーティーな香りが鼻を抜けていきます。

余韻はかなりウッディな感じが長めに残ります。これが「樽感」ということですね。

度数が高いので、初心者にはちょっとキツイかもしれませんが、これは美味いですね~。キツイ場合は加水して飲むといいと思います!

いよいよハイボールにしてみます!

香りは蜂蜜。そしてレモンのような柑橘感。炭酸で割っても、しっかり香りを感じますね。

飲んでみると…うーん、これは美味い!
蜂蜜のような甘さ、柑橘の爽やかさが口いっぱいに広がります。ちょっとパイナップルのようなトロピカルフルーツっぽい香りも感じますね。

アルコール度数が高いので、飲みごたえも抜群。
最後にウッディな樽の感じもぐっときて、濃くてリッチ、それでいて爽やかさもある、本当に美味いハイボールでした!これは好きだなあ…。

値段は「バレルリザーブ」や「10年」よりも少々高めで、実店舗ではあまり見かけませんが、ネットではそれほどプレ値が付いているわけでもなく、ほぼ正価で買うことができます。
(ただし、人気のためか数量限定で売っているところが多いので、買うなら在庫があるうちに!)

ハイボールもちろん、ストレートやロックで飲んでも美味いので、「カスクストレングス入門」にもってこいのボトルだと思いました!
おすすめ度は★★★★★★★★★星9つでした!

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