ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「バランタイン17年」です!
これをハイボールにすると…!
飲み口は軽いけどしっかりコクを感じる、バニラの甘味・リンゴのフルーティーさ・ウッディな樽感のバランスが抜群の優等生ハイボール!
になります!
バランタイン17年情報
原産国 スコットランド
アルコール度数 40度
内容量 700ml
原材料名 モルト・グレーン
キーモルト スキャパ・ミルトンダフ・グレンバーギー・グレントファース
価格 税込み5300~6900円程度(2023・5 現在)
売っている所 酒類量販店・ネットショップ
バランタイン17年が誕生したのは1937年。
でもその礎は1800年代にあります。バランタインの公式HPに「ジョージはグラスゴーでウイスキーの卸売りを軌道に乗せ、また、専門の知識を傾けて独自のブレンデット・スコッチの完成を目指した。これがのちのバランタイン17年の礎となる。」という記載があるんですね。
「ジョージ」とはもちろん、バランタインの創業者、ショージ・バランタインのこと。
ジョージが亡くなってからも、バランタイン社は「究極のブレンデッド・スコッチ」を目指して研究を重ねます。その集大成とも言えるバランタイン17年が完成したのは、ジョージが亡くなってから50年の歳月が経っていました。
40種類以上の17年原酒を贅沢に使われているということです。聞くからに美味そうですね~!
ラベルにはおなじみのバランタインの紋章が描かれています。
その中央には4つのエレメントがあり、それぞれ「大麦」「清流」「ポットスチル」「オーク樽」が描かれています。
すべて良質なウイスキー造りに必要な要素ですね!
バランタインはスキャパ・オールドプルトニー・バルブレア・グレンカダム・グレンバーギー・ミルトンダフ・アードベッグという、「魔法の7柱」と言われる7つのモルト原酒をキーモルトにしていることで有名ですが、実は2009年にペルノリカール傘下になってからは、「スキャパ」「ミルトンダフ」「グレンバーギー」「グレントファース」の4つになっているそうです。(最近知った…。)
とは言っても、スコッチウイスキー業界では、原酒の売買はかなり活発に行われているため、「オールドプルトニー」「バルブレア」「アードベッグ」などが使われていないとは言えない…のだそう。
一応、レシピは変わっていないとされています。
この「バランタイン17年」にも、もちろん「スキャパ」「ミルトンダフ」「グレンバーギー」「グレントファース」が使われています。
それぞれの役割はこんな感じ。
スキャパ…飲んだ時の第一印象担当。果実と花の華やかな香り。
ミルトンダフ…味わいの骨格を担当。力強くしっかりとした味わい。
グレンバーギー…味わいの中核を担当。フルーティーでスウィート。
グレントファース…読んだ後の余韻(フィニッシュ)担当。ベリー系の味わいとナッツの風味。
公式HPの図を見れば、かなりバランスのいいウイスキーであることが分かりますね。
さっそく飲んでいきましょう!
まず香りから。
おお、フルーティーでいい香りですね~。バニラ、蜂蜜の香りもします。ちょっと花畑を思わせるようなフローラルな香りもあるかな。
ピート感は香りからはほとんど感じませんね。奥の方に少しだけある感じ。
全体的に上品で優しい香りです。
ストレートで飲んでみます。
最初にフルーティーな香りがふわっと広がります。すぐにバニラ系の甘さがやってきて、最後はウッディな余韻があります。スモーキーな感じも少ししますね。これもいい感じ。
ストレートで飲んでも、飲みやすく十分美味い、お手本のようなウイスキーですね!ストレートを初めて飲む、という人にもおすすめできます!
いよいよハイボールにしてみます!
ハイボールにすると、香りはさすがに弱くなりますが、優しい甘い香りです。
飲んでみると、炭酸と共にリンゴやイチゴを思わせるフルーティーな香りがふわっと抜けていきます!そのあとに、バニラの優しい甘味がきます。これは美味いですね~。
余韻はこれも優しいウッディな樽感があります。
飲み口はとっても軽くて飲みやすいんですが、飲んでみるとしっかりとしたコクを感じます。
どの味わいも突出していない、いわゆる優等生的なハイボールですね。
すべてのバランスがいいので、個性的なハイボールが好きな人はちょっと物足りなく感じるかもしれませんが、よく味わうと、17年熟成ならではのコクを感じることができると思いますよ!
おすすめ度は★★★★★★★★星8つでした!
コメント