ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「ブラックニッカ ディープブレンド」です!
これをハイボールにすると…。
ほんのり甘くてスモーキー、値段以上のコクが感じられるちょっとビターな大人ハイボール!
になりました!
ブラックニッカ ディープブレンド情報
原産国 日本
アルコール度数 45度
内容量 700ml
原材料名 モルト・グレーン
キーモルト 新樽で熟成した余市蒸溜所のモルトを一部使用(海外原酒も一部使用)
価格 税込み1300~1700円程度(2022・8 現在)
売っている所 コンビニ・スーパー・酒類量販店・ネットショップ
「ブラックニッカ」シリーズの歴史は1956年まで遡ります。
「日本ウイスキーの父」と言われた竹鶴正孝が、「日本の洋酒界を代表するウイスキーにしたい」という思いから作り上げたのが初代ブラックニッカ。当時の余市蒸溜所の長期熟成モルトが使われており、当時の値段は1500円。でも、現在の価値に換算すると、2万円以上(!)したそうです。
その後、もっと一般の人にも飲んでもらおうと、1965年にリニューアル。価格も1000円と安くなりました。と言っても当時の大卒初任給(公務員)は19.610円なので、今の価値だと1万円近くはする感じですね…。
ちなみにこの時のボトルデザインは、今の「ブラックニッカスペシャル」に受け継がれています。
それから「クリア」「リッチブレンド」と新商品を出し、今のところブラックニッカシリーズの最新版と言えるのが、2015年に発売されたこの「ディープブレンド」です。
「ブラックニッカの歴史の中で、もっとも濃厚な味わい」と言われる、深くコクのある味わいが特徴だそうですよ。確かにこの価格帯で、アルコール度数45%はかなり珍しい。企業努力が感じられます。
ラベル裏には、こんな風に記載されています。
「新樽ならではのウッディな香りと、バニラを思わせる甘い香り。樽のコク深さとモルトの甘さが深くとけあう、豊かで伸びのある味わい。心地よいピート香と、樽のほろ苦くまろやかな余韻がゆっくりと広がります。」
うーん、なかなか美味しそうですね!
さっそく飲んでいきましょう!
まず香りから。
さすがに45%だけあって、アルコールのツンとした感じもありますが、思ったほど強くないですね。
リンゴのようなフルーティーな香り、バニラ、黒糖の甘い香りとスモーキーさ。さらに、ちょっと柑橘っぽい香りもします。
なかなかいい香りですね!
ストレートで飲んでみます。
やはり、アルコール感はありますが、十分飲めますね~。
45%だけあって厚みがある感じがします。
スモーキーさに、リンゴっぽいフルーツ感、後味に少し柑橘っぽさと樽由来のビター感が残ります。余韻はウッディな感じわりと長めに残っていいですね。
いよいよハイボールにしてみます!
まずふわっと香ってくるのがバニラの甘さ。その後にリンゴや柑橘系のフルーティーな香りも追いかけてきます。
飲んでみると、ほんのりと甘味が感じられ、その後にスモーキーな香りが広がります。
麦芽のコクも感じられ、余韻はダークチョコのようなビターさが心地よく残ります。
これは美味いですね~。度数が45%あるので、飲みごたえもしっかりあります。
この値段でこの味わいは、相当コスパいいと思います!
ただし、けっこう個性的なので、初心者よりは、少しウイスキーを飲みなれてきた中級者向けかな。
サントリーの角瓶と同じくらい、どこでも手に入れられるので、安くて美味くてコクのあるハイボールを飲みたい方はぜひ!
おすすめ度は★★★★★★★★★星9つでした!
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