ボウモア12年

おすすめウイスキー

ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「ボウモア12年」です!

これをハイボールにすると…!

独特のスモーキーフレーバーと、穏やかな甘味、柑橘の香りが楽しめる、気品を感じるハイボール!

になります!

ボウモア12年情報
原産国 スコットランド (アイラ島)
アルコール度数 40度
内容量 700ml
原材料名 モルト
蒸溜所 ボウモア蒸溜所
価格 税込み3500円~4800円程度(2023・1現在)
売っている所 酒類量販店・酒類専門店(個人)・ネットショップ

ウイスキーの聖地と呼ばれるアイラ島は、淡路島よりもちょっと大きいくらいの島。

現在(2023・1)稼働中の蒸溜所が9か所、さらに建設予定の蒸溜所も3か所あるそうです。
その中で最も古い歴史を持つのが「ボウモア蒸溜所です。
操業開始はなんと1779年。200年以上の歴史を持つ老舗ですね。

whisky.comより引用

そんなボウモア蒸溜所が造るウイスキーは、女王のエリザベス二世が蒸留所を訪れたこと、そして気品ある香りと上品な甘みを持つことから「アイラの女王」と呼ばれています。

また「海のシングルモルト」とも呼ばれています。
写真から分かるように、蒸溜所や、ウイスキーの貯蔵庫が海岸に面しているため、海の影響を大きく受けているんですね。
そのため、独特な潮っぽい香りも、ボウモアの特徴の一つです。

さらに、今では珍しくなった「フロアモルティング」を行っている蒸溜所でもあります。
フロアモルティングとは、大麦を発芽させて麦芽を作る際に、倉庫内に敷き詰めた大麦をスコップを使って攪拌する作業のこと。

この作業、とても大変なのですが、「個性を出しやすい」というメリットがあるそうですよ。

そんなボウモアのシングルモルトの中で、最もポピュラーな1本が「ボウモア12年」です。
バーボン樽原酒65%とオロロソシェリー樽原酒35%を使っているということです。

さっそく飲んでいきましょう!

まずは香りから。

お、確かに正露丸やイソジンのような「ヨード香」がしますね!でも、わりと穏やかで、それほどガツンとくる感じはありません。
ピートのレベルを示す「フェノール値」は、ボウモア12年は25~30ppm。
ラフロイグが50~60ppm、アードベッグが55~65ppmなので、わりと低めなんですね。
また、木を焦がしたようなスモーキーな香りもします。
同時に香ってくるのが蜂蜜の甘い香り。さらにその奥にレモンのような柑橘系の香りもしますね。

ストレートで飲んでみます。

飲み口はわりとライトな感じ。すーっと舌の上に広がるのは蜂蜜の甘味。その後、ヨード香とスモーキーフレーバーが優しく鼻を抜けていきます。
レモンの酸味、潮っぽい風味も感じますね。
さらに、ダークチョコのようなほろ苦さが残り、最後はまたスモーキーフレーバーが穏やかに残ります。
これは美味いですね~。

いよいよハイボールにしてみます!

ハイボールにすると、スモーキーフレーバーが穏やかになると共に、レモンのような柑橘系の香りが立ってきます。
飲んでみると、優しい甘味と酸味を感じます。そして、アイラモルトにしては穏やかなスモーキーフレーバーがふわっと心地よく香ってきます。
最後はぐっとビターさが残り、全体を引き締めてくれる感じ。
うーん、これは美味いですね~!

もちろん独特なヨード香もしますが、ラフロイグやアードベッグよりは全然穏やかなので、「アイラモルト初心者」にもおすすめです!
合わせるのはやはりスモークチーズやスモークベーコンなどの燻製したおつまみ。また、イカの塩辛などの、ちょっとクセの強い海産物もいいですね!

気品あふれる「ボウモア12年」のハイボール、ぜひ飲んでほしいと思いました!
おすすめ度は★★★★★★★★★星9つでした!

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