バスカー シングルポットスチル

おすすめウイスキー

ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「バスカー シングルポットスチル」です!

これをハイボールにすると…!

バニラの甘さとナッツの香ばしさ、余韻にピリッとスパイシーさを感じる、飲みやすいなめらかハイボール!

になりました!

バスカー シングルポットスチル情報
原産国 アイルランド
アルコール度数 44.3度
内容量 700ml
原材料名 モルト・グレーン
蒸溜所 ロイヤルオーク蒸溜所
価格 税込み2800円~3900円程度(2023・3 現在)
売っている所 酒類量販店・ネットショップ

バスカーは、アイルランドのカーロウに建てられた「ロイヤルオーク蒸溜所」で造られているアイリッシュウイスキーです。

ロイヤルオーク蒸溜所

有名でよく見るのは、ブレンデッドの「バスカー(緑)」ですが、その他にも、今回取り上げる「シングルポットスチル(グレー)」、そして「シングルグレーン(赤)」「シングルモルト(青)」をリリースしています。

左から「ブレンデッド」「シングルモルト」「シングルグレーン」「シングルポットスチル」

それにしても「ポットスチル」って何ぞや?って感じですよね。

「ポットスチルウイスキー」はアイルランド特有のウイスキー。他の地域では造られていません。

ポットスチルというのは、ウイスキーの製造に使う単式蒸留機のことですが、「ポットスチルウイスキー」は、この蒸留機を使って、大麦麦芽と未発芽の大麦、さらに他の穀類をを原料にしたもろみを蒸留し、樽熟成を行ったウイスキーです。
原料の内訳は大麦麦芽(モルト)30%以上、未発芽大麦30%以上、そのほかの穀物(ライ麦やオーツ麦など)の使用は全体の5%未満とされています。

ポットスチルを使うところはモルトウイスキーと同じですが、違いは「未発芽の大麦」「他の穀物」を使っているところ。
さらにアイリッシュの伝統である「3回蒸溜」で造られるのもポイントですね。
「未発芽の大麦」を使う事で、オイリーで穀物感が増し、「3回蒸溜」でより飲みやすいウイスキーになるそうですよ。

蒸溜所の公式HPによると、「シングルポットスチル」はこのように紹介されていました。

Buskerのポットスチルはアイルランド特有の形式で、類まれな特徴があります。銅製蒸留器中にて伝統的な方法で大麦から作られた後に、バーボン樽とシェリー樽の中で熟成および仕上がなされ、新鮮な花、ハチミツ、オーク、ファッジおよびチョウジ油からなる芳醇で複雑な香りをともなって蒸留器は開かれます。すばらしく強烈なスパイスとコショウのような香りが味覚を刺激し、長く、暖かく、芳醇な香ばしい後味に達するにつれて、あめ菓子の風味をともなったすばらしいバランスを感じます。
(グーグルで翻訳したらこんな感じでした。)
シングルコレクション – The Busker

さっそく飲んでいきましょう!

まず香りから。

お、ふわっとバニラの甘い香りがしますね。さらに、カラメルの香ばしい香りもします。バニラキャラメルっって感じですね。
その奥に、少し酸味のある香りと、ナッツのような香りもしてきます。

ストレートで飲んでみます。

すーっと舌の上になめらかに広がっていきますね。なるほど、ちょっとオイリーな感じです。
口の中に広がるのは、まずはバニラキャラメルの甘味。続いてドライアプリコットのようなフルーティーな酸味もあります。
余韻はナッツの香ばしさに、ピリッとしたスパイシーな風味。アルコールの刺激も少しありますが、やはり3回蒸溜のせいか、かなり飲みやすいですね!なかなか美味いです。

いよいよハイボールにしてみます!

炭酸で割っても、ほんのりバニラキャラメルの甘い香りがします。
飲んでみると、まず甘みが炭酸と共に口の中で弾け、そこにドライアプリコットの酸味が広がります。
口当たりはなめらかで飲みやすいですね!

さらに、ナッツのような香ばしさもあり、最後にやはりピリッとしたスパイシーさも感じます。
これは美味いですね~。

公式HPでは、おすすめは「ストレート」か「ロック」とあったのですが、ハイボールもしっかり美味いですね!

店頭ではあまり見かけませんが、ネットでは3000円以下で売っているところもあります。「緑バスカー」よりは高めですが、「シングルポットスチル」はかなり珍しいので、一度飲んでみる価値は十分にあると思います!

おすすめ度は★★★★★★★★星8つでした!

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