カナディアンクラブ

ハイ！OKKAです！

今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は、世界５大ウイスキー産地の一つ、カナダが生んだ名酒！

「カナディアンクラブ」です！

これをハイボールにすると…！

ライトで爽快な飲み口の中に、バニラの甘味とフローラルな香りを感じられる、ゴクゴク行けるコスパ最強クラスのハイボール！

になります！

カナディアンクラブ情報
原産国　カナダ
アルコール度数　４０度
内容量　７００ｍｌ
原材料名　グレーン・モルト
キーモルト　ハイラムウォーカー蒸溜所のモルト原酒
価格　税込み１１００円～１７００円（２０２３・８　現在）
売っている所　スーパー・酒類量販店・ネットショップ

「カナディアンクラブ」は、カナダの「ハイラムウォーカー蒸溜所」で造られているウイスキーです。

Whisky.com ファインスピリッツが出会う場所 – Whisky.comより引用

「ハイラムウォーカー蒸溜所」は、その名にもあるように、ハイラム・ウォーカー氏が1856年にカナダオンタリオ州、ウィンザー市内に設立した蒸溜所です。
ハイラム・ウォーカー氏は、もともとはアメリカのデトロイトで食料品店を営んでいました。ビジネスは軌道に乗り、次に穀物商としても成功。さらにウイスキー事業への道を歩もうとしましたが、当時のアメリカは各地で禁酒運動が起こっていました。（ちなみに、実際に禁酒法が制定されるのはずっと後です。）
そこで、国境を挟んでデトロイトの北側にあるウインザー市で蒸溜所を開いたというわけなんですね。

ウォーカー氏は、原料にライ麦を多く使い、爽やかでライトボディーのウイスキーを誕生させます。
この新しい味わいのウイスキーは、アメリカ東部を中心にした紳士の社交場「ジェントルメンズクラブ」で大いに人気になりました。
そこで、ウォーカー氏は自社のウイスキーを「クラブ・ウイスキー」と命名。カナディアンウイスキー初のブランド名を冠した製品となりました。
１８９０年に、アメリカで「ウイスキーの産地を明らかにする法律」ができたことから、「カナディアンクラブ」と改名。
その後、カナダを代表するウイスキーとして、現在まで造り続けられています。

カナディアンウイスキーは、トウモロコシなどを原料にした、クセのない「ベースウイスキー」と、大麦やライ麦などの麦類を原料にした、オイリーでスパイシーな、バーボンに似た味わいを持つ「フレーバリングウイスキー」をブレンドして造る「ブレンデッドウイスキー」がほとんどです。
「ベースウイスキー」がいわゆるグレーンウイスキー、「フレーバリングウイスキー」がモルトウイスキーという感じですね。

その比率は「ベースウイスキー」が９～７に対して、「フレーバリングウイスキー」が１～３。このブレンドが、カナディアンウイスキーの爽快な飲み口を生み出しているんですね。

また、フレーバリングウイスキー以外にも、ブレンデーやラム酒など、他の種類のお酒をブレンドしてもいいことになっています。ただし、ウイスキー以外の酒の使用量は「9.09％まで」という規定が設けられています。

この「カナディアンクラブ」は、まず、トウモロコシを主原料に連続蒸溜でベースウイスキーを造り、加えて複数の味わいのフレーバリングウイスキーを造り分けます。
それから、これらを樽詰めの前にブレンドする「プレ・ブレンディング」を行ってから、樽熟成を行います。
こうすることで、ベースウイスキーとフレーバリングウイスキーがなじんで、飲みやすいなめらかな口当たりになるということです。

さっそく飲んでいきましょう！

まずは香りから。

かなり甘いバニラの香りがします！さらに、花畑のようなフローラルな香りもしますね。非常にいい香りです！
その奥に、微かにジンジャーやシナモンのようなスパイシーな香りも感じます。

ストレートで飲んでみます。

飲むと、口の中にバニラの香りと甘さが広がります！アルコールの刺激もちょっとありますが、甘味が強いのであんまり気にならないですね。

鼻からはフローラルな香りがすーっと抜けていきます。最後にちょっとスパイシーさもあるかな。ストレートなんですが、ビターなテイストはほとんどなく、とってもライトで飲みやすいですね！なかなか美味いです！

いよいよハイボールにしてみます！

カナディアンクラブを使ったハイボールは、カナディアンクラブが「C.C.」の愛称で親しまれていることから「C.C.ソーダ」と呼ばれています。