ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「シーバスリーガル ミズナラ12年」です!
これをハイボールにすると…!
甘い香りでフルーティー、ミズナラ由来のオリエンタルな香りも楽しめる、ほんのりビターなハイボール!
になりました!
シーバスリーガル ミズナラ12年情報
原産国 スコットランド
アルコール度数 40度
内容量 700ml
原材料名 モルト・グレーン
キーモルト ストラスアイラ・グレンリベット・ロングモーン・ベンリアックなど
価格 税込み3400円~4500円程度(2022・9 現在)
売っている所 一部スーパー・酒類量販店・ネットショップ
シーバスリーガルは、シーバス・ブラザーズ社が製造しているスコッチウイスキーです。
創業は1801年。日本はまだ江戸時代ですね。
「老舗中の老舗」と言っていいと思います。
現在はフランスの「ペルノ・リカールグループ」の傘下に入っています。
この「ペルノ・リカールグループ」はシーバスリーガルの他にも、バランタインやグレンリベット、ジェムソンなども傘下に収めています。
「ジョニーウォーカー」「ホワイトホース」を有する「ディアジオグループ」と共に、「ウイスキー界2大巨頭」って感じですね。
シーバスリーガル ミズナラ12年は、そのシーバスブラザーズ社の名誉マスターブレンダー、コリン・スコット氏が日本のウイスキーファンのために特別にブレンドした、「日本限定販売」のウイスキーなんです。
その名の通り、「12年以上熟成した原酒」をミズナラ樽で後熟して、ブレンドしたウイスキーです。
ミズナラとは、日本各地の山地に分布するブナ科の落葉高木で、海外では「ジャパニーズオーク」とも呼ばれています。
ミズナラ樽の特徴は、「白檀」や「伽羅」といった香木の香りがすること。「お線香の香り」と言われることもあります。
ただし、その硬さゆえに加工が難しく、発売された2013年当時は、まだサントリーくらいしか使っていなかったのですが、ミズナラ樽特有のオリエンタルな香りが人気となり、今では多くのメーカーが「ミズナラ樽」を使うになってきています。
(ちなみに、サントリーは、第2次世界大戦のため、海外からのシェリー樽の輸入が難しくなり、仕方なく「ミズナラ樽」を使ったという経緯があります。)
使っていたのはサントリーが先ですが、おそらく、一般販売のウイスキーとして、「ミズナラ樽フィニッシュ」を商品名に使ったのは、このシーバスリーガル ミズナラ12年が最初なんじゃないかなあと思います。ミズナラフィニッシュの先駆者というところですね。
(限定ウイスキーでは「山崎 ミズナラ」が2010年に発売されています。現在100万円以上しますけど…。)
あと、ミズナラ樽は希少で扱いが難しいので、この樽を使ったウイスキーはけっこう高額になりがちなんですが、このシーバスリーガル ミズナラ12年は3000円~4000円台とかなりリーズナブル!
「ミズナラ樽」ウイスキーの入門編としても適していると思いますよ!
さっそく飲んでいきましょう!
まずは香りから。
蜂蜜・バニラの甘い香りと、青リンゴのようなフルーティーな香りがします。その奥に、うっすらお香のような香りもありますね。
ちょっとナッツのような香ばしい香りもあります。いい香りですね~。
ストレートで飲んでみます。
最初に感じるのは蜂蜜の甘さ。その後に青リンゴの爽やかな香りが鼻を抜けていきます。さらにその後、お香のような香りがうっすらと残ります。
余韻はちょっとスパイシーで、ナッツのような風味もありますね。
すーっと舌の上に広がり、抵抗なく入っていく感じで、とても飲みやすいですね!
「ウイスキーをストレートで飲めるようになりたい」という人にもおすすめできますね。
いよいよハイボールにしてみます!
ミズナラ感を感じたいので、1:3くらいの濃いめで作ってみました!
香りはやはりフルーティーで、いい感じですね~。青リンゴや、ちょっと洋梨のような感じもあります。
飲んでみると、まずフルーティーな香りがすーっと鼻に抜け、穏やかな甘さが広がります。
ちょっと意識しないとわからないかもしれませんが、確かにお香のようなミズナラ由来の香りもありますね~。
後口はほんのりビター。これは美味いです!
日本向けに作ったというだけあって、和食にも合いそうな感じ。
筑前煮など、かなり合うと思います!
ストレートでもハイボールでも美味い、日本限定のウイスキー、ぜひお試しください!
おすすめ度は★★★★★★★★星8つでした!
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