ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「クライヌリッシュ14年」です!
これをハイボールにすると…!
フルーティー&フローラルな香り、花の蜜の甘味と豊かな樽香も感じられる、華やかでリッチなハイボール!
になりました!
クライヌリッシュ14年情報
原産国 スコットランド (ハイランド)
アルコール度数 46度
内容量 700ml
原材料名 モルト
蒸溜所 クライヌリッシュ蒸溜所
価格 税込み6900円~8000円程度(2023・1 現在)
売っている所 酒類量販店・ネットショップ
「クライヌリッシュ14年」を造っている「クライヌリッシュ蒸留所」の創業は1819年。
初代サザーランド公爵(蒸溜所建設時はスタッフォード侯爵)によって、北ハイランド地方の海辺の街ブローラに建てられました。
その後、1925年にディスティラーズ・カンパニー・リミテッド(通称DCL)社の傘下に入り、第2次世界大戦等によって休業や閉鎖に追い込まれたり、戦後は「ブローラ蒸溜所」と名前を変えたりしつつも、1990年に再度「クライヌリッシュ蒸溜所」となり、現在に至ります。
現在は「モエヘネシーディアジオ(通称MHD)」社によって運営されています。
製造したモルト原酒のほとんど(約95%)は「ジョニーウォーカーゴールドラベル」や「ブラック&ホワイト」などのブレンデッド用に使われていて、オフィシャルのシングルモルトは、この「クライヌリッシュ14年」だけなんですね。
ボトラーズでも少し出ていますが、あまり多くはない印象です。
ラベルに描かれているヤマネコは、蒸溜所を建設したサザーランド公爵の副紋章。当時の北ハイランドが「ハイランドヤマネコ」(現在は絶滅危惧種)の生息地だったことから、この紋章がデザインされたそうです。
旧ラベルである「花と動物シリーズ」の頃から引き継がれています。
こういうエピソード、歴史を感じられていいですよね。
さっそく飲んでいきましょう!
まずは香りから。
おー、かなり華やかな香りがします。
リンゴやアプリコットを思わせるフルーティーな香りに、花畑のようなフローラルな香りもしますね~。
さらに、蜂蜜というよりはもう一段階濃い感じの蜜蠟の香りもします。
海辺の蒸溜所ということで、ちょっぴり潮っぽい香りもあるかな。
なかなか複雑で、いい香りですね!
ストレートで飲んでみます。
飲み口はちょっとトロッとしていてオイリーな感じ。
舌の上に花の蜜のような甘味が広がり、さらにちょっと潮っぽい感じもします。
鼻からはすうっとフルーティーでフローラルな香りが抜けていって、心地いい感じですね~。
14年熟成だけあって、しっかりとした樽香も感じられます。
余韻はほんのりビターな風味が長く続きます。うーん、これは美味いですね~。
いよいよハイボールにしてみます!
香りはフルーティー&フローラル。ハイボールにしてもかなり華やかな香りですね。
飲んでみると、やはり蜜のような甘さが口に広がります。
さらに、豊かな樽香も感じますね。
46%と、アルコール度数が高めなので、ハイボールにしてもしっかりと飲みごたえがあります。
余韻に残るビターさがまたいい感じ。食中酒というよりは、食後にじっくり飲みたいハイボールですね!
これは美味いです!
この華やかさを十分味わうには、ちょっと濃い目で作るのがいいかも。
ハイボール用としてはちょっと高めではありますが、ストレートやロックでも美味いので、コスパが悪い感じはしませんね。
この華やかさとコクは唯一無二という感じがします。
華やかでリッチなハイボールが好きな方はぜひ飲んでほしいですね!
おすすめ度は★★★★★★★★★星9つでした!
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