クラガンモア12年

おすすめウイスキー

ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「クラガンモア12年」です!

これをハイボールにすると…!

バニラの甘さ、モルトのコクをしっかり感じられる、クリーミーで微かにスモーキーな大人ハイボール!

になります!

クラガンモア12年情報
原産国 スコットランド (スペイサイド)
アルコール度数 40度
内容量 700ml
原材料名 モルト
蒸溜所 クラガンモア蒸溜所
価格 税込み4300円~5500円程度(2022・11 現在)
売っている所 酒類量販店・酒類専門店(個人)・ネットショップ

クラガンモアは、ホワイトホースやオールドパーのキーモルトとしても有名なウイスキー。

クラガンモア12年を造っている「クラガンモア蒸溜所」は、スコットランドの北東、スペイサイド地方のバリンダロッホにあります。
創設年は1869年。150年以上の歴史がある、スペイサイドを代表する蒸溜所です。

クラガンモア蒸溜所
Whisky Laboratoryより引用

創立者はジョン・スミス。クラガンモア以前にも、マッカラン、グレンリベット、グレンファークラスの各蒸溜所の設立にも関わっています。

さらに、大変な鉄道好きで(スミスの体重が非常に重かったため、馬車移動が困難だったからという逸話もあります)鉄道会社にもかなりのコネを持っていたそうです。
そこで、このクラガンモア蒸溜所にも鉄道を引いて、ウイスキーの輸送に使いました。
「鉄道を引いた最初の蒸溜所」とされています。

「クラガンモア12年」の箱にも、その鉄道がしっかり描かれています。

また、クラガンモアはユナイテッド・ディスティラーズ(現在のディアジオ)が提唱した「クラシック・モルト」シリーズの一つ。

これは、スコットランドの地方ごとの代表的なシングルモルトを挙げたシリーズです。その中の1本として選ばれるのはすごいですね!

クラシック・モルト シリーズ
「飲んで良かった」をすべての方に – お酒ファン.com (osake-fan.com)より引用

ちなみに左から、グレンキンチー(ローランド)、クラガンモア(スペイサイド)、タリスカー(アイランズ)、ラガヴーリン(アイラ)、オーバン(西ハイランド)、ダルウィニー(北ハイランド)です。

「クラガンモア12年」は、まさしくスペイサイドを代表する1本なんですね。

さっそく飲んでいきましょう!

まずは香りから。

お、まず柑橘系の爽やかな香りがします。次に蜂蜜とバニラのような甘い香り。
さらに、ナッツのような香ばしい香りもします。
麦芽のような、いわゆるモルティな香りもありますね。

いろいろ複雑な香りがして、美味そうです!

ストレートで飲んでみます。

口に含むと、ふわっとリンゴや柑橘の香りが広がったあとに、バニラの甘さがやってきます。
それからモルトの、穀物感のある香ばしい甘さも広がります。
ちょっぴりアルコール感もありますが、あまり気になりません。

ノンピート麦芽を使っているということなのですが、すこーしスモーキーな感じの余韻が残ります。
おそらく蒸溜途中で「麦芽の成分が少し焦げた風味」がウイスキーに移ったのではないかなと思います。
この「微かなスモーキー感」がアクセントになって、かなり美味いですね!

いよいよハイボールにしてみます!

香りはほんのりリンゴ。バニラの甘い香りもしますね。
飲んでみると、飲み口はクリーミーな感じ。
リンゴや柑橘のフルーティーな感じは薄くなりましたが、その分モルトのコクとバニラの甘味を感じる、飲みごたえのあるハイボールになりました!

余韻にストレートでも感じた、微かなスモーキーさを感じます。

爽やかにグビグビ飲むより、じっくり味わいたい…そんなハイボールです。

華やかな「甘さ」や「フルーティーさ」はあまり感じませんが、モルティ、ナッティ、ウッディといった複雑な味わいがあります。
はっきりした味が好きな人は、クラガンモアを飲むと、ちょっと「?」と感じるかもしれませんが、飲みなれていけば、その奥深い味わいを感じることができると思います。
初心者よりは、ちょっと中級者向けの「大人ハイボール」って感じです!
おすすめ度は★★★★★★★★星8つでした!

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