デュワーズ８年　ポルトガルスムース

ハイ！OKKAです！
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は、「デュワーズ８年　ポルトガルスムース」！
これをハイボールにすると…！

チェリーやレーズンの香りと蜂蜜の甘味、ほんのりシナモンのスパイシーさを持つ、甘くて華やかハイボール！

になります！

デュワーズの限定シリーズ「樽（カスク）シリーズ」の第３弾として、２０２２年１１月に発売されたボトル。

8年以上熟成されたモルトウイスキー原酒とグレーンウイスキー原酒をそれぞれブレンドした後、もう一度樽の中で熟成させる「ダブルエイジ製法」で造られています。

これをさらに、「ルビーポートワイン樽」で後熟したのが「ポルトガルスムース」なんですね。

ポートワインとは、ポルトガルのドウロ地方で造られる酒精強化ワイン（ブランデーを添加してアルコール度数を上げたワイン）の一種です。アルコール度数は２０度前後。「白」もありますが、基本的には「赤」だそうです。

「ポルトガルの宝石」とも称される、ポルトガルを代表するお酒で、「シェリー酒」「マデイラワイン」と共に、世界3大酒精強化ワインと言われています。

アルコール発酵中にブランデーを添加することで、発酵をストップさせ、糖分がアルコールに変換されなくなるため、ブドウ果汁の甘みが残っている甘口のワインです。
その中の「ルビータイプ」は、３年程度の短期間の樽熟成をしてから出荷されるポートワイン。
その樽を使って追加熟成しているというわけですね。

さっそく飲んでいきましょう！

まずは香りから。

まずチェリーやレーズンのようなフルーティーな香りがします。それに加えて、蜂蜜とバニラの甘い香りがしますね。どちらかと言えば、蜂蜜の香りが強めです。
その奥に、シナモンのようなスパイシーな香りを感じます。

ストレートで飲んでみます。

飲み口は軽い感じで、かなり飲みやすいですね。やはり、ふわっとチェリーやレーズンのフルーティーな香りが広がって、鼻に抜けていきます。
蜂蜜と、カラメルのような甘味が広がり、これはなかなか美味いです！
余韻はダークチョコのようなビターさを、シナモンのスパイシ―さを感じます。
少しですが、タンニンの渋味もあるかな。でも、ネガティブな感じはなく、いいアクセントってところです。

いよいよハイボールにしてみます！

香りはやっぱりチェリー＆レーズンで、華やかな感じ。
飲んでみると、炭酸と共にフルーティーな香りが鼻に抜けていきます。蜂蜜の甘味はストレートより控えめになりますが、それでも「甘口タイプ」のハイボールですね！
後口にちょっぴりシナモンのスパイシーな感じと、タンニンの渋味を感じます。ここはちょっと好みが分かれるかもしれませんが、個人的には美味いと思いました！
これで２０００円台は、かなりコスパもいいんじゃないでしょうか。
「ポートワイン樽熟成のブレンデッドウイスキー」って、OKKAの知る限りはほとんどないので、飲むなら今！って感じですね。

現在（２０２３・１）は定価で、わりとどの店でも手に入ります。「イリーガルスムース」と飲み比べてみるのも面白いかも！
おすすめ度は★★★★★★★★星８つでした！