ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「グレンフィディック12年」です!
これをハイボールにすると…!
青リンゴと洋梨の香り、バニラの甘さ、麦芽のコクも感じられる、フレッシュ爽やかハイボール!
になりました!
グレンフィディック12年情報
原産国 スコットランド (スペイサイド)
アルコール度数 40度
内容量 700ml
原材料名 モルト
蒸溜所 グレンフィディック蒸溜所
価格 税込み3800~4800円程度(2022・10 現在)
売っている所 酒類量販店・ネットショップ
グレンフィディック蒸溜所は、1886年にスコットランドのダフタウンにウィリアム・グラントにより設立されました。
ここはスコットランドでも珍しい、「家族経営」の蒸溜所です。
実は、世界で初めて、「シングルモルト」を商品として全世界へ売り出したのもグレンフィディックです。
1960年代当時は、流通しているウイスキーのほとんどが「モルトウイスキー」と「グレーンウイスキー」をブレンドさせた「ブレンデッドウイスキー」でした。
もちろん「モルトウイスキー」も一部流通してはいましたが、知る人ぞ知る少量生産品、という感じだったそうです。
そこに、1963年に、世界に先駆けて「シングルモルト」(当時はSTRAIGHT MALTもしくはPURE MALT表記)として大々的に国内外に向けて販売を開始したのです。
その発案者は、創業者の曾孫にあたる4代目のサンディ・グラント・ゴードンとチャールズ・グラント・ゴードンの兄弟。「自分たちにしかできない、ユニークで新しい挑戦をしたい」ということで、発売に踏み切ったそうです。
しかも、最初のターゲットにしたのが、ブレンデッドスコッチの最大市場だったニューヨーク。
ここを中心に「ニューヨーク・シカゴ間」と「ニューヨーク・ロサンゼルス間」を結ぶ列車の中で、グレンフィディックを提供したり、ハリウッドの役者たちにグレンフィディックを提供して映画の小道具に使ってもらったりするなど、かなりユニークな戦略がとられました。
当時としては斬新で、無謀ともいわれる試みでしたが、こうした試みと、グレンフィディックの軽やかな飲み口から多くの人々に受け入れられ、今ではシングルモルトの分野で世界トップクラスのシェアを誇っています。
また、グレンフィデッィクといえば、特徴的な三角形のボトルが有名。
この三角形のそれぞれの面には「火」、「水」、「土」といった意味があるそうです。
火・・・石炭による直火焚き
水・・・良質な仕込み水
土・・・大麦とピート
といった意味があり、創業者の掲げたウイスキーに大切な三つの要素を表しているそうですよ。
グレンフィディック12年は、そんなグレンフィディックを代表するボトル。
アメリカンオーク樽とヨーロピアンシェリー樽で最低12年熟成させ、さらに後熟させることで、オーク樽の特性をしっかり引き出したウイスキーです。
さっそく飲んでいきましょう!
まずは香りから。
まず感じるのは、青リンゴのようなとても爽やかでフルーティーな香りです。洋梨のような香りもありますね。
ちょっとバニラや蜂蜜、さらにレーズンの香りも感じますね~。
ストレートで飲んでみます。
口に含むと、まず青リンゴや洋梨のようなフルーティーな香りが広がります。
さらに、蜂蜜やバニラの甘さもしっかり感じますね。
余韻は、オーク樽由来のウッディな渋みも感じますが、ネガティブではなく、心地よい感じです。
麦芽のコクも感じますが、重くはなく、かなり飲みやすいですね。美味いです!
いよいよハイボールにしてみます!
ハイボールにしても、フルーティーな香りがしっかり感じられますね。
飲んでみると…うん、これは美味い!
青リンゴと洋梨が香る、フレッシュで爽やかなすっきりハイボールです!
バニラの甘さや麦芽のコクも感じられるので、すっきりしてるんだけど飲みごたえもあります。
食中酒としてもいいですが、食後にじっくり飲むのもいい。そんな感じのハイボールですね!
でも、ちょっと前まではどこでも見かけたんですが、今は少し品薄になっているのか、店頭で見ることが減ってきた印象…。
価格も、昨年(2021年)と比べるとだいぶ上がっています…。(昨年は3000円台前半で買うことができました。)もちろん、4000円程度の価値は十分あるとは思いますが…。
何と言っても、ザ・グレンリベット12年と並ぶ、スコッチシングルモルトを代表する1本ですので、ウイスキー好きならばぜひ飲んでほしい1本です!
おすすめ度は★★★★★★★★★星9つでした!
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