ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は、ローランド地方を代表するシングルモルト!
「グレンキンチー12年」です!
これをハイボールにすると…!
ほのかな蜂蜜の甘味と、青リンゴのフルーティーな香り&太陽の光をいっぱい受けた干し草のような香りも感じられる、軽やかなのに麦芽のコクも感じるハイボール!
になります!
グレンキンチー12年情報
原産国 スコットランド (ローランド地方)
アルコール度数 43度
内容量 700ml
原材料名 モルト
蒸溜所 グレンキンチー蒸溜所
価格 税込み3800円~4800円程度(2023・8 現在)
売っている所 酒類量販店・酒類専門店(個人)・ネットショップ
「グレンキンチー12年」は、スコットランドのローランド地方にある「グレンキンチー蒸溜所」が造っているウイスキーです。
この蒸留所は1837年にレート兄弟によって設立されました。
しかし、その後1853年にレート兄弟が破産。蒸留所は製材所となってしまいました…。
でも、さらにその後の1881年、グレン・キンチー・ディスティラリー・カンパニーによって買収され、ウイスキーの製造が再開されます。
現在はジョニーウォーカーで有名なディアジオ社が所有しています。
グレンキンチー蒸溜所のあるローランド地方はスコットランドの南部に位置しています。
ローランド地方には、かつては数十ヶ所のモルト蒸留所がありましたが、他の地方に比べてライトな酒質だったためか、ハイランドやスペイサイド、アイラなどの蒸溜所に押され、蒸溜所の数も減っていきました。
一時は「グレンキンチー」「オーヘントッシャン」「ブラドノック」の3つの蒸溜所しか残らない…という事態にまでなってしまったのです。
しかし、近年では「ダフトミル」「アイルサベイ」「キングスバーンズ」など、多くの蒸溜所が建てられており、これからの発展が楽しみな地域といえます。
グレンキンチー蒸溜所は、スコットランドでは最大級のランタンヘッド型ポットスチルを使って蒸溜を行っているのが大きな特徴。
このポットスチルを使う事によって、ライトな味わいを作り出しているそうですよ。
さっそく飲んでいきましょう!
まずは香りから。
ふわっと、蜂蜜の甘くていい香りがしますね。甘すぎず、上品な感じの香りです。
その後に、青リンゴを思わせる爽やかでフルーティーな香りも感じますね。
その香りの奥に、干し草のような香り、さらに麦の香りもありますね。
ストレートで飲んでみます。
とても軽い感じで飲みやすく、すーっと喉の方に入ってきます。
舌の上に広がるのは、優しい蜂蜜の甘味と、爽やかな青リンゴの甘酸っぱい風味。
鼻からはフルーティーな香りと、太陽をいっぱい浴びた干し草のような香りが抜けていきます。
余韻には麦芽のコクとジンジャーのようなスパイシーな感じが残ります。
これはなかなか美味いですね~。
いよいよハイボールにしてみます!
炭酸と一緒に、ほのかな蜂蜜の甘味と、青リンゴのフルーティーな香りを感じます。
ストレートでも感じた、太陽の光をいっぱい受けた干し草のような香りもありますね~。
飲み口は軽やかなのに、後口にしっかりと麦芽のコクも感じられます。
これは美味いですね~。
あまりクセがないので、どんな料理とも合わせることができそうです。
ただ、よく味わえば複雑な風味を感じることができますが、ゴクゴク勢いよく飲んじゃうとその繊細な風味がどこかにいっちゃうような感じもありますね~。個性的なモルトに慣れた人だと、ちょっと物足りなく感じてしまうかもしれません。
おすすめ度は★★★★★★★星7つでした!
コメント