ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「ザ・グレンリベット12年 イリシットスティル」です!
これをハイボールにすると…!
熟したリンゴや黄桃、トロピカルフルーツのような香りと甘味を持つ、贅沢で厚みのあるハイボール!
になりました!
ザ・グレンリベット12年 イリシットスティル情報
原産国 スコットランド (スペイサイド)
アルコール度数 48度
内容量 700ml
原材料名 モルト
蒸溜所 ザ・グレンリベット蒸溜所
価格 フリマサイト等で税込み8000円~10000円程度(2022・12 現在)
売っている所 販売は終了 メルカリやラクマ、ヤフオクなどで出品があることも
「イリシットスティル」は、ザ・グレンリベットの限定品シリーズ、「ザ・グレンリベットオリジナルストーリーズ」の第一弾として、2021年2月に発売されました。
「密造酒時代-イリシットデイズ(Illicit Days)をテーマに、全ての始まりであるブランドの原点を表現した商品」だということです。
スコットランドでは、18世紀ごろから「樽熟成」を行ったウイスキーを造っていましたが、当時のウイスキーはそのほとんどが「密造酒」でした。
というのも、当時のイギリスは戦争続きで財政が苦しかったため、ビールやウイスキーなどの酒類に重税を課していたんですね。
当時のウイスキー業者はこれに反発し、ハイランド地方の山奥でウイスキーの「密造」を始めた…という歴史があります。
ザ・グレンリベットは、1824年に政府公認蒸留所第1号の蒸溜所となりましたが、もちろんそれ以前は密造酒を造っていました。
その密造酒の味わいを再現したのが、この「イリシットスティル」なのだそうです。
ボトルのデザインも、当時のものをインスパイアしているということですよ。
公式HPによると、
●ザ・グレンリベットのシグネチャースタイルであるフルーティで華やかなスタイルがより強調された味わい。
●基本的な原材料はザ・グレンリベット12年と同じであるものの、1800年代の製法に倣って冷却濾過を行わないノン・チルフィルタード製法を採用。
●ザ・グレンリベット12年より高いアルコール度数48%。
●現存している最古の「ザ・グレンリベット」のボトルにインスパイアされたフォルム。
1824年、ジョージ・スミスの蒸留所が政府公認蒸留所第一号となる以前の人里離れたグレンリベット渓谷を感じてください。
ということだそうです。
これは楽しみですね!
さっそく飲んでいきましょう!
まずは香りから。
おー、かなりフルーティーで濃厚な香りです。熟したリンゴ、オレンジ、あとパイナップルのようなトロピカルな香りもします。
バニラや黒糖の甘い香りも感じますね。
ストレートで飲んでみます。
口に入れると、まずオレンジのシロップ漬けのような甘さが広がります。熟したリンゴや、パイナップル、黄桃のような感じもありますね。
とろっとしていて、バニラや蜂蜜の甘味も感じます。
飲んだ後は、濃密でフルーティーな香りが鼻を抜けていきます。
アルコール度数が48%あるのですが、それほど感じません。余韻にはダークチョコのほろ苦さと、ウッディな樽感がけっこう長く続きます。これは美味いですねえ。
いよいよハイボールにしてみます!
香りは熟したリンゴ&トロピカル!やはり黄桃の感じもあります。
飲んでみると、フルーティーな甘味が口の中に広がります。フルーツの蜂蜜がけ、という感じですね。とても贅沢で厚みのある味わいです。余韻は樽由来のウッディな苦味がふわっと浮かび上がってきて、これも美味いですね~!
通常の「12年」よりも、かなり味も香りも複雑で、重層感があります。
味が濃い目の肉料理などに合わせてもいいですが、ちょっとしたつまみと一緒に、ハイボールメインでじっくりと味わいたいハイボールですね!
ただ、残念ながら限定品ゆえ、今は終売となり、ネットショップでもほとんど見かけなくなっています。
メルカリやラクマ、ヤフオクなどでは出品されることもあるので、それを狙うしかないかな…というところです。
バーなどで見つけたら、ぜひ飲んでほしいと思います!
おすすめ度は★★★★★★★★星8つでした!
(本当は9つつけたいんですが、入手困難なボトルなので、一つ減らしました。)
シリーズ第2弾の「ライセンスドドラム」は、2022・12現在まだ販売しているので、そちらから飲むのもいいかも!
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