グレンモーレンジィ ラサンタ12年

おすすめウイスキー

ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「グレンモーレンジィ ラサンタ12年」

これをハイボールにすると…!

ベリー系の香りとカラメルの甘味、チョコレートのほろ苦さを感じる、リッチで飲みごたえのあるハイボール!

になります!

グレンモーレンジィ ラサンタ12年情報
原産国 スコットランド (ハイランド地区)
アルコール度数 43度
内容量 700ml
原材料名 モルト
蒸溜所 グレンモーレンジィ蒸溜所
価格 税込み6000円~7500円程度(2023・5 現在)
売っている所 酒類量販店・酒類専門店(個人)・ネットショップ

「グレンモーレンジィ蒸溜所」は、1843年、ウィリアム・マセソンによりスコットランドのハイランド地方に設立されました。

この蒸溜所の特徴は「樽熟成のパイオニア」とも呼ばれていることからわかるように、「様々な樽を使って、原酒を後熟し、独特の香りや味わいを作り出している」というところ。

後熟とは、原酒を樽で熟成した後、最後に違う種類の樽に入れて数か月間~2年程度熟成させること。
今では多くの蒸溜所が行っていますが、グレンモーレンジィはその技術にいち早く取り組み、今では「デザイナーズカスク」と呼ばれる「後熟専用の樽」も多く生産しているそうですよ。
ウイスキーの熟成に初めてバーボン樽を取り入れたのもグレンモーレンジィだと言われています。

ちなみに、2021年のデータでは、世界販売数は、グレンフィディック、グレンリベット、マッカランに続く4番目となっています。さらに、ウイスキーの本場スコットランドでは、最も売れているシングルモルトウイスキーだということです。
それだけ完成度の高いウイスキーを量産できるということなんですね。
年間生産量は650万リットル。ニッカの余市蒸溜所が200万リットルなので、相当な量を生産してることが分かりますね。まあさすがに上位3社にはかないませんが。
(グレンフィディック…1370万L グレンリベット…2100万L マッカラン…1500万L)

今回紹介する「ラサンタ12年」は、バーボン樽での10年熟成した後、オロロソとペドロヒメネスの2種類のシェリー樽でで2年間後熟したもの。
オロロソは辛口、ペドロヒメネスは甘口のシェリー酒です。

「ラサンタ」とは、ゲール語で「情熱、温かさ」を意味しています。
ラベルも赤で、いかにも「シェリーっぽい」ウイスキーですね!

実は現在はラベルが変更されています。(2022年11月に変更。)

左から「オリジナル10年」「ラサンタ12年」「キンタルバン14年」

現代的でオシャレな感じのラベルですね!でも正直デザインは旧ラベルのほうが好みかな…。

香りや味わいにはほとんど変化はないそうですが、若干新ラベルの方がフレッシュ感があるみたいですよ。(まだ新ラベルは飲んでないので、手に入れたら紹介したいと思います!)

さっそく飲んでいきましょう!

まずは香りから。

まず感じるのは、イチゴやラズベリーなどのベリー系のフルーティーな香り。さらに、甘いカラメルやチョコレートの香りもしてきます。
ラムレーズンのような濃厚な香りもしますね~。
これは美味そうです!

ストレートで飲んでみます。

飲み口はしっかりめ。フルボディーまではいきませんが、かなりどっしりした感じですね。
ベリー系の香りが広がった後に、ほのかにオレンジのような柑橘系の香りもしてきます。
舌の上に広がるのは、カラメルの甘味とダークチョコのほろ苦さ。
余韻にはナッツの香ばしさと、シナモンのようなスパイシーさが残ります。
うーん、これは美味いです!

いよいよハイボールにしてみます!

ストレートでも感じたベリー系のフルーティーな香りは、炭酸で割ってもしっかり感じることができます。

飲んでみると、ベリーの香りがふわっと鼻に抜け、そのあとにオレンジのような柑橘系の香りも感じます。
カラメルの甘味が舌の上に広がり、飲んだ後はビターチョコのほろ苦さがほんのりと残ります。ちょっとナッツ系の香ばしさや、スパイシーな感じもあるかな。
シェリー系ウイスキーのハイボールにありがちな、渋味やゴムっぽさはほとんど感じませんね。
これは美味いです!

甘口でリッチ、しっかり飲みごたえもあります。食中酒というよりは食後にゆっくり飲みたい感じですね。おつまみをつけるとしたらナッツかな。

もちろん、ストレートやロックでも美味いので、その場合はビターチョコと合わせるとめっちゃ美味いと思います!

おすすめ度は★★★★★★★★星8つでした!

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