ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「イチローズ モルト&グレーン クラシカルエディション」です!
黒に金の文字が映えるラベル、高級感がありますね!
これをハイボールにすると…!
熟したリンゴとブドウの香り、カラメルのような甘さとほろ苦さを感じられる、余韻は樽由来のウッディなビターさが残る、しっかりしたリッチな飲み口のハイボール!
になりました!
イチローズ モルト&グレーン クラシカルエディション情報
原産国 日本
アルコール度数 48度
内容量 700ml
原材料名 モルト・グレーン
キーモルト 秩父蒸溜所のモルト原酒
価格 税込み7700円~9000円程度(2023・8 現在)
売っている所 百貨店・酒類専門店(個人)・ネットショップ
このウイスキーが造られているのは、埼玉県にある秩父蒸留所。
創業者の肥土伊知郎(あくといちろう)氏が2007年に創業した蒸溜所で、現在大ブームの「ベンチャーウイスキー」の先駆けとも言える蒸溜所です。
伊知郎氏は、羽生蒸留所を2000年まで稼働させていた東亜酒造創業者の孫で、サントリーに努めていたという経歴も持っています。
もともとは酒造りを継ごうとは思っていなかったそうですが、実家の東亜酒造が経営破綻した際、「実家に残された貴重なウイスキー原酒を廃棄するのは忍びなかった」ことから、ウイスキー造りの道に進むことを決めたそうです。
この「クラシカルエディション」の原酒として使用されるのはイチローズモルト ホワイトラベルと同じ世界の5大ウイスキーです。サントリーの「Ao」も同じですね。
「5大ウイスキー」とは、次の5つ。
①ジャパニーズウイスキー
②スコッチウイスキー
③アメリカンウイスキー
④カナディアンウイスキー
⑤アイリッシュウイスキー
「ジャパニーズ」は秩父蒸溜所で造ったものを。他の4つは海外から輸入したものを、秩父蒸溜所でさらに熟成させているそうです。
(ただし、どこの蒸溜所の原酒かは非公開です。)
「ホワイトラベル」と違うのは、熟成を重ねた原酒を使用していることと、モルト原酒の比率を上げていること。
「ホワイトラベル」の上位互換とも言えるウイスキーなんですね。
メーカーの希望小売価格は税込み7700円。この値段で売っていることはあまり見かけませんが、OKKAはある百貨店で運良く定価で購入できました!
実は、数年前までは1万円~2万円くらいのプレミア価格がついていたのですが、近年、日本の蒸溜所だけで造られた正真正銘の「ジャパニーズウイスキー」がいろいろ出てきたので、ワールドブレンデッドである「クラシカルエディション」は以前よりも安く購入できるようになっています。
(2023年8月現在、Amazonでは8888円でした。)
定価より1000円ちょっと高い程度なので、この位は許容範囲かなと、個人的には思います。
さっそく飲んでいきましょう!
まずは香りから。
うん、熟したリンゴやブドウのような、甘くてフルーティーな香りがふわっとしてきます。さらに、カラメルのような甘くほろ苦い感じの香りもしますね。
さらに、麦芽の香ばしい香りもありますね。
アルコールの刺激はほとんどなく、スモーキーな感じもありません。
とってもいい香りで、ずっと嗅いでいられそうです…!
ストレートで飲んでみます。
アルコール度数は48度と高めですが、それを感じさせないほどなめらかで飲みやすいです!
蜂蜜とバニラの甘さ、カラメルのほろ苦さ、リンゴやブドウのフルーティーなが感じられ、めっちゃ美味いですね~。
「ワールドブレンデッド」にありがちな、バーボン感もあまり感じません。すごくバランスがいいですね。
その後で麦芽のコクを感じ、余韻には樽由来のウッディなビターさと、スパイシ―な味わいがわりと長く残ります。
この余韻の長さは、ホワイトラベルにはなかったもの。さすが上位互換ですね!
いよいよハイボールにしてみます!
炭酸で割っているので、もちろんストレートほどには感じませんが、熟したリンゴやブドウのフルーティーな香りを感じることができます。
飲んでみると、蜂蜜、カラメルの甘い感じとほろ苦さが口に広がり、その後でフルーティーな香りが鼻を抜けていきます。
最後は心地よいウッディなビターさが残り、「いいハイボールを飲んでるなあ」というリッチな気分にさせてくれます。これは美味いですね~。
甘さもビターさもわりとしっかりした感じなので、食事と合わせるよりは、食後にじっくりハイボールだけで飲みたい感じですね。
値段としてはかなり高めで、ホワイトラベルの約2倍しますが、その価値は十分にあると思いました!
おすすめ度は★★★★★★★★星8つでした!
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