イチローズモルト リーフシリーズ3種類 ハイボール飲み比べ!

おすすめウイスキー

ハイ!OKKAです。
日本のベンチャーウイスキーの草分けと言えば「イチローズモルト」

肥土伊知郎(あくといちろう)氏が2007年11月に開設した、秩父蒸溜所で造られているウイスキーです。

今回はそんな「イチローズモルト リーフシリーズ」3種類をハイボールで飲み比べていきます!

その3種類がこちら!左から「ミズナラウッドリザーブ」「ダブルディスティラリーズ」「ワインウッドリザーブ」です!
3本ともモルト原酒のみをブレンドしたブレンデッドモルトウイスキーです!

イチローズモルト リーフシリーズ共通情報
原産国 日本
アルコール度数 46度
内容量 700ml
原材料名 モルト
売っている所 古酒買取店・酒類専門店(個人)・ネットショップ

まずは「ミズナラウッドリザーブ」から!

イチローズモルト ミズナラウッドリザーブ情報
使用原酒 羽生蒸溜所のモルト原酒・海外モルト原酒
価格 税込み12500~14800円程度(2023・7 現在)

ふわっとバニラ&蜂蜜の甘い香りがします。そこにリンゴのフルーティーな香りと、よーく探せばミズナラ由来の香木の香りもあるかな。ちょっとオリエンタルな感じでいいですね!

飲んでみると、しっかりコクのある飲みごたえ!蜂蜜感のある、甘いハイボールになりますが、冷やしたことによって甘さが抑えられたためか、ミズナラ由来の香木のような感じはストレートより少し強く感じられますね。
余韻はウッディな樽感、ダークチョコのようなほろ苦さと、穏やかな甘味が残ります。
飲んでいてリッチな気分になるハイボールですね!これは美味い!
ゴクゴク飲むより、じっくり味わいたいハイボールです!

続いて、「ダブルディスティラリーズ」

イチローズモルト ダブルディスティラリーズ情報
使用原酒 羽生蒸溜所と秩父蒸溜所のモルト原酒
価格 税込み13700~14800円程度(2023・7 現在)

「ディスティラリー」とは「蒸溜所」という意味。
その名の通り、肥土伊知郎氏が創業した秩父蒸留所と、その祖父が創業した東亜酒造の羽生蒸留所の2種類の原酒が使われています。
他の2つは海外原酒も使われているそうですが、「ダブルディスティラリーズ」は日本で造られた原酒のみを使っているということです。

弾ける炭酸と、青リンゴのような爽やかでフルーティーな香りが合わさって、飲み口はかなり爽快な感じです!
蜂蜜の甘味も感じますし、飲んだ後にほんのりと白檀のような香りが鼻に抜けていくのもいいですね~。これもミズナラ樽原酒が使われているみたいですね。
これは美味いです!

余韻には、ジンジャーのようなスパイシーさと、樽由来のウッディな風味が残ります。飲み口は爽やかですが、飲んだ後の印象はしっかりコクを感じてリッチな感じ。これはいいですね~。

最後は「ワインウッドリザーブ」

イチローズモルト ワインウッドリザーブ情報
使用原酒 秩父蒸溜所のモルト原酒・羽生蒸溜所のモルト原酒・海外モルト原酒
価格 税込み11000~12600円程度(2023・7 現在)

ブレンドしたモルト原酒を、勝沼のワイナリーでマスカットベリーAとメルローを熟成していたフレンチオークの赤ワイン樽で後熟させています。

赤いベリーのようなフルーティーな香り。炭酸で割ってもかなり香ります。めっちゃいい香りです!

味わいはフルーティー!ベリーの甘酢っぱい香りと甘味が口いっぱいに広がって美味いです!
さらに、シナモンやジンジャーのようなスパイシー感、ダークチョコのようなビター感も感じます。
飲みごたえもあって、華やかでリッチなハイボールですね!

ワイン樽熟成のウイスキーをハイボールにすると、渋味や苦味が出たりすることがありますが、ほぼ感じません。
強いて言えば、紅茶のようなタンニン感が少しあるかな。でも、このほのかな渋味がアクセントになっていていい感じです!これはいいですね~。

3種類を飲み比べてみた感想はこんな感じ。

ミズナラウッドリザーブは甘くてリッチ!
ミズナラ由来の白檀のような香りも感じられて、めっちゃ美味いです!
ただ、けっこう甘味があるので、食事に合わせるよりは、単体でじっくり飲みたいハイボールかな。

ダブルディスティラリーズは、ハイボールにすると3本の中では一番すっきり爽やかな感じ!クセもあんまりなく、バランスが取れているので、どんな食事でも合わせられると思います。
希少な羽生蒸溜所の原酒が使われているのもポイントですね。他の2本にも使われていますが、もし羽生蒸溜所の原酒を使い切ったら、「ダブルディスティラリーズ」とは名乗れなくなるので、一番終売の可能性が高いかも。

ワインウッドリザーブは、ワイン樽原酒を使った唯一無二の味わい。サントリーの山崎にも、ワイン樽原酒は使われていますが、これはワイン樽の魅力がしっかり感じられる逸品です。
ハイボールにしても、渋味や苦味が出ず、フルーティーな味わいと香りを楽しむことができます。

どれも希望小売価格は税込み8800円ですが、この値段ではほぼ手に入らないのが悩みどころ。でも、3本とも最近若干安くなったような気がしますね。
特に「ワインウッドリザーブ」は、他の2本に比べると、少しですが手に入りやすい印象です。(先日、百貨店のウイスキー売り場で定価で販売しているのを観ました。)

個人的な好みでは、ほぼ僅差なのですが無理矢理順位をつけると…

1位 ワインウッドリザーブ
2位 ダブルディスティラリーズ
3位 ミズナラウッドリザーブ

でした!

3種類の詳しいレビューはこちら!

以上、「ジェムソン3種類 ハイボール飲み比べ」でした!

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