ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「ジェムソン スタウトエディション」です!
これをハイボールにすると…!
柑橘の爽やかさとコーヒーのようなほろ苦さ、穀物を炒ったような香ばしさを感じる個性的ハイボール!
になりました!
ジェムソン スタウトエディション情報
原産国 アイルランド
アルコール度数 40度
内容量 700ml
原材料名 モルト・グレーン
キーモルト ミドルトン蒸溜所のポットスチル原酒を使用
価格 2300円~2900円程度
売っている所 酒類量販店・ネットショップ
この「スタウトエディション」は、アイリッシュウイスキーの代表とも言えるジェムソンの「カスクメイツシリーズ」の一つ。ジェムソンのスタンダードにスタウトビールの味わいを追加したシリーズです。
…というか、元々は「スタウトエディション」ではなく「カスクメイツ」として発売されました。その後、他の樽を使ったものも登場したので、「カスクメイツシリーズ」になったんですね。
裏ラベルにはこんな風に紹介されています。
「『ジェムソンスタウトエディション』は、Eight D Brewingという地元のクラフトビール醸造所とのコラボレーションによって誕生したウイスキーです。『ジェムソン』を熟成させた樽でアイリッシュスタウトビールを熟成させ、そのビール熟成後の樽を『ジェムソン』のフィニッシュで使用。その結果『ジェムソン』のスタイルであるスムースな味わいの中に、コーヒー、チョコレート、バタースコッチを想わせるほのかな香りを持った『ジェムソンスタウトエディション』が生まれました。」
ちなみに、「スタウトビール」とは、アイルランド発祥のビールで、黒ビールの一種です。
「スタウト」は「強い」という意味があります。
ローストした麦芽を使って、上面発酵によって作ったビールで、ナッツやチョコレート、コーヒーのような香りが特徴。アルコール度も高めで、名前の通り、香りも味わいも「強い」ビールなんですね。
有名な「ギネスビール」もスタウトビールです。
そのスタウトビールを、ジェムソンに使った樽で熟成し、さらにその後にジェムソンを入れて後熟させるという、非常に手間のかかる工程をとっています。
普通、スタウトビールの樽をウイスキーに使用することはないのですが、こうした2段階の工程を踏むことで、スタウトビールの風味とアイリッシュウイスキーの風味がケンカせず、バランスの取れた味わいになっているのかもしれません。
「ジェムソン」については、この記事を参考にしてくださいね。
さっそく飲んでいきましょう!
まずは香りから。
まず感じるのは、焼いたパンのような香ばしさと甘い香りです。
その奥に、ちょっとレモンを思わせる柑橘系のフルーティーな香りもあります。
さらに、スタウトビール樽由来の、コーヒーのような香りもしますね。
ストレートで飲んでみます。
飲むと、舌の上に、パンを食べたときのような麦の甘味が広がります。
そのあと、コーヒーのようなほろ苦さも感じますね。
ちょっとアルコールの刺激もありますが、それほど気になりません。
鼻からはふわっと柑橘系の香りが抜けていきます。
余韻はけっこうビターですが、ネガティブな感じはないですね。ストレートでもなかなか美味いです。
いよいよハイボールにしてみます!
香りはほのかに甘いパンのような香り。そこにちょっと柑橘系の香りも感じます。
飲んでみると、最初は炭酸プラス柑橘で爽やかに感じますが、その後でコーヒーのようなほろ苦さがやってきます。
飲んだ後に口の中に残るのは、穀物を炒ったような香ばしさ。強いて言えばちょっと麦茶っぽいかな。
でも美味いですよ!
スタウトビールの樽を使ったというだけあって、けっこう個性的なハイボールになりました。もともとのジェムソンの爽やかさもありますが、ちょっと重い感じがするのは好みが分かれるかもしれませんね。
ジェムソンスタンダードよりもちょっと高めですが、飲んでみる価値はあると思います!
おすすめ度は★★★★★★★星7つでした!
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