ジョニーウォーカー　ブラックラベル１２年 アイラオリジン

ハイ！OKKAです！
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は、「ジョニーウォーカー　ブラックラベル１２年 アイラオリジン」です！　
これをハイボールにすると…！

アイラらしいスモーキーな香りの中に、蜂蜜の甘味と柑橘系の爽やかでフルーティーな香りが感じられるハイボール！

になります！

この「アイラオリジン」は、スコットランドの各地域区分に焦点を当てた限定シリーズ「ジョニーウォーカー ブラックラベル オリジン」の一つです。

全部で４種類あって、「アイラオリジン」の他には「スペイサイドオリジン」「ハイランドオリジン」「ローランドオリジン」があります。

初めは免税店向けに１Lサイズのものが販売され、その後７００ｍｌのボトルが販売されました。

日本には、２０２０年に「スペイサイドオリジン」、２０２１年にこの「アイラオリジン」が数量限定で正規販売されましたが、「ハイランド」「ローランド」の２つは、未だ正規には販売されていません。

アイラ島はスコットランドの西にある島で、日本の淡路島より一回りほど広い島です。
人口は約3400人で、ウイスキーの生産が島のメイン産業となっています。

アイラ島は、島の約1/4が「ピート」という泥炭で覆われています。
ピートとは野草や他の植物などが堆積し、炭化したものです。
ウイスキーを造る際、麦芽の発芽を止めるために、この泥炭を燃やした熱で乾燥させます。
この時、泥炭を燃やしたスモーキーな香りが麦芽につき、それがウイスキーのスモーキーな香りになるというわけなんですね。

アイラ島は海に囲まれているため、泥炭には海藻などが多く含まれており、スモーキーさの中に潮の香りや薬のような（よく「正露丸みたい」と言われます）ヨード香を感じられることが多いのも特徴です。

ジョニーウォーカーを作っているディアジオ社は、アイラ島にある「カリラ蒸溜所」と「ラガヴーリン蒸溜所」を所有してますので、「アイラオリジン」には、この２つの蒸溜所のモルトが使われているみたいですね。

さっそく飲んでいきましょう！

まず香りから。

おお、スモーキーな香りがガツンときますね～。ラフロイグのようなヨード香もありますが、どちらかといえば焚火を焚いたときのような焦げた感じが強いかな。

その奥に、蜂蜜のような甘い香りと、柑橘系のフルーティーな香りも感じられます。

ストレートで飲んでみます。

まず、ふわっと口の中に蜂蜜のような甘味が広がります。それから柑橘の香りも来て、その後でブワっとスモーキーさが広がります。

余韻はけっこうスパイシーな感じ。

ラガヴーリンよりは、カリラを感じますね。これは美味いです！

いよいよハイボールにしてみます！

ハイボールにすると、スモーキーな香りは少し抑えられて、なかなかいい感じに。このくらいのスモーキーさなら、苦手な人でも飲めるんじゃないかな。
さらに、ほのかに蜂蜜の甘い香り、柑橘系の爽やかな香りも感じます。

飲んでみると、ふわっと鼻に抜けていくスモーキーさに加えて、ほのかな蜂蜜の甘味と柑橘感が、弾ける炭酸の中に感じられてかなり美味いです！これはいいですね～。

１２年熟成ですが、重いということもなく、軽快に飲める感じですね！
やはりラガヴーリンよりもカリラの方が多いのかな。

しかし、残念ながら、２０２３年現在では、店頭のみならずネットショップでもほぼ見かけることはありません…。
数量限定で、しかもアイラのウイスキーは人気なので、仕方ないですね…。

ただし、メルカリやラクマなどのネットフリマでは、まだ見かけることがあります。値段も５０００～６０００円と、元々の値段（３０００円～３５００円程度）から比べると高くなってますが、個人的には「めっちゃ高い！」というほどではないかなあと思います。

メルカリ – 日本最大の売れるフリマサービス (mercari.com)

１２年熟成の「カリラ」と「ラガヴ―リン」を使用して、しかもモルト原酒のみのブレンドなので、元々の値段が安すぎるとも言えます。
（ちなみに、２０２３年３月現在、Amazonで「カリラ１２年」は５２８０円、「ラガヴーリン８年」は７９８０円です。）

保存状態など、多少のリスクはありますが、どうしてもゲットしたい方はネットフリマをおすすめします！

６０００円以内なら、おすすめ度は★★★★★★★★星８つでした！