ジョニーウォーカー　ブラックラベル１２年 スペイサイドオリジン

ハイ！OKKAです！
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は、「ジョニーウォーカー　ブラックラベル１２年 スペイサイドオリジン」です！　
これをハイボールにすると…！

レーズンやリンゴのフルーティーな香りと甘さ、ほどよいウッディ感をあわせ持つ、華やかでリッチなハイボール！

になります！

この「スペイサイドオリジン」は、２０１９年にジョニーウォーカーが発売した、スコットランドの各地域区分に焦点を当て、それぞれの地域の原酒のみをブレンドする限定シリーズ「ジョニーウォーカー ブラックラベル オリジン」の一つです。

全部で４種類あって、「スペイサイドオリジン」の他には「アイラオリジン」「ハイランドオリジン」「ローランドオリジン」があります。

初めは免税店向けに１Lサイズのものが販売され、その後７００ｍｌのボトルが販売されました。

日本には、２０２０年にこの「スペイサイドオリジン」、２０２１年に「アイラオリジン」が数量限定で正規販売されましたが、「ハイランド」「ローランド」の２つは、未だ正規には販売されていません。

ちなみに、それぞれの特徴はこんな感じ。

・「スペイサイド・オリジン」はカーデュとグレンダランを使用したブレンデッド・モルト。
・「アイラ・オリジン」はラガヴーリンとカリラを使用したブレンデッド・モルト。
・「ハイランド・オリジン」はクライヌリッシュとティーニニックを使用したブレンデッド・モルト。
・「ローランド・オリジン」はグレンキンチーとキャメロンブリッジを使用したブレンデッド・ウイスキー。

「ローランド」以外は、モルトウイスキーのみを使用した「ブレンデッドモルト」というのが贅沢ですね！

「スペイサイド」というのはスコットランドの北東部。名前の通り「スペイ川流域」です。
「ハイランド」の一部なのですが、非常に多くの蒸溜所が集まっているため、「スペイサイド」と名付けられました。

「マッカラン」「ザ・グレンリベット」「グレンフィディック」などのウイスキーもスペイサイドです。
華やかでフルーティーなウイスキーが多く作られている印象がありますね。

さっそく飲んでいきましょう！

まずは香りから。

ほんのりとバニラ＆キャラメルのような甘い香り。蜂蜜の感じもありますね。
そこにリンゴやブドウのようなのフルーティな香りも感じます。
スペイサイドらしい、フルーティーで華やかな香りです！いい感じ！

ストレートで飲んでみます。

ストレートで飲むと、ちょっぴりアルコール感はあるものの、ほぼ気になりません。むしろフレッシュな感じがします。

バニラとリンゴの香りの後に、かすかなナッツの香りも広がって美味いですね～。
余韻には樽から来るウッディな苦味が残り、これもいいですね。

いよいよハイボールにしてみます！

炭酸で割っても、フルーティーな香りは健在。ほんのり蜂蜜とバニラの甘い香りもします。
飲んでみると、嫌みのない甘さが口の中に広がり、鼻からは華やかでフルーティーな香りが抜けていきます。その甘くさわやかな香りがすーっと伸びていっていいですね～。
余韻はほんのりビター。ウッディな樽感も感じられて、リッチな感じのハイボールになりました。これはとっても好みですね。美味いです！

あまりに飲みやすいので、濃いめに作ってしまいそう…。

この「１２年以上熟成されたブレンデッドモルト」が２０２０年から２０２１年までは２０００円台後半で買えたんだから、めちゃめちゃコスパのいいウイスキーでしたね！
その倍くらいの価値は十分あると思います！

しかし、２０２２年はまだ店頭にちらほら残っていた印象がありましたが、今年（２０２３）に入ってからは全く見なくなりました…。

まあ数量限定なので仕方ないですね。
今ではAmazonでは税込み１１９８０円の値段がつけられています…。
約４倍というところですね。

やはりウイスキーは一期一会。出会った時に買っておくのがいいですね！（財布は苦しくなりますが…。）

元々の価格なら、文句なく星９つなのですが、さすがにここまで高くなるとそうそうおすすめはできません…。
ただ、もし奇跡的に安価で手に入ったり、バーなどで見かけたりしたときは、一度飲んでみることをおすすめします。
「これが元々は３０００円前後で買えたの？！」と驚くと思いますよ。

あまりに高くなったので、おすすめ度は★★★★★★★星７つでした！