ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「サントリー 角瓶 復刻版」です!
これをハイボールにすると…!
しっかりスモーキーで、ビターな樽感とリンゴの甘さが感じられる、飲みごたえ抜群のハイボール!
になりました!
サントリー 角瓶 復刻版情報
原産国 日本
アルコール度数 43度
内容量 700ml
原材料名 モルト・グレーン
キーモルト 不明(おそらく山崎蒸溜所原酒&海外原酒)
価格 税込み2000~2600円程度(2022・9 現在)
売っている所 酒類専門店(個人)・ネットショップ
この「角瓶復刻版」は、角瓶が「サントリーウヰスキー12年」として発売された1937年頃のブレンドを再現したものです。2009年に横浜開港150周年を記念して発売されたのが最初で、その後、22015年にも限定発売されました。
一応、現在は終売らしいのですが、(サントリーの公式HPにも載っていない)なぜかまだ買えるんですよね。
さすがにコンビニやスーパー、あと量販店では見たことがありませんが、個人店でたまに売っています。それに、ネットでもわりと簡単に入手できますね。
発売当時の希望小売価格は、税込み1430円。
今は、さすがに値段は発売当時より少し高くなってますが、個人的には2000円台なら十分買い!と思っています。
1937年、発売当時の角瓶には、山崎蒸溜所の設立から14年経過していたこともあり、そこで12年以上熟成された原酒が使われ、現在よりもピートによるスモーキーさがきいたものになっていたそうです。
この当時のボトルを元に、今あるサントリーの原酒を使って、ブレンダーが工夫を重ねて再現をしたものが、この「復刻版」なんですね。
一見、「普通の角瓶とどこが違うの?」と思われる方もいるかもしれませんが、見比べてみるとけっこう違います。(左が現行品、右が復刻版。)
ラベルは、当時のデザインを再現したもので、「KOTOBUKIYA](寿屋=サントリーの前の社名)も入ってますよね。
また、アルコール度数も43%と、通常の角瓶(40%)より高めです。
構成原酒は調べたのですが、よくわかりませんでした。おそらく、山崎蒸溜所の原酒と、あと海外原酒も使われていると思います。(「国内製造」の表記がなかった。)海外の長期熟成原酒を使うことで、昔の味わいを再現してるんじゃないかと思いますね。国内原酒だけでここまでやったら、かなり高額になるんじゃないかと思います。国内でも海外でも、安くて美味ければそれでOK!
さっそく飲んでみましょう!
まず香りから。
おー、結構甘めのレーズンやカラメルの香りがすーっときます。密リンゴのようなフルーティーで甘い香りもありますね。
また、角瓶に比べると、スモーキーさしっかり感じられます。ちょっとナッツっぽい感じもあるかな。
ストレートで飲んでみます。
アルコール感も少し感じますが、あまり気になりません。
リンゴ、レーズンとカラメルの甘さの後に、ビターな余韻が残り、スモーキーさがすうっと鼻を抜けます。余韻は樽から来る心地よいビターな感じ。ストレートもけっこう美味いですね。
いよいよハイボールにしてみます!
お、スモーキーさがちょっと際立ってきました!現行の角瓶よりもしっかりスモーキー、という感じです。
その後で熟したリンゴのフルーティーな香りも感じますね。
飲んでみると、やはりスモーキーな香りが口から鼻に抜けていきます!といっても、それほど強烈ではなく、ちょうどいい感じです。心地いいですね~。
その後、樽由来のビターさがゆっくり広がります。
さらにリンゴの甘味がふわっときて、いい感じです。
これはなかなか美味いですね~。現行の角ハイボールに比べて、しっかり飲みごたえもあります。
「ジョッキでグイグイ飲む」よりは、「グラスでじっくり飲む」ハイボールだなと思いました!
何か合わせるんだったら、料理ならスパイシーな肉料理。あと、燻製ナッツやスモークチーズなんかがいいと思います!
現行の角瓶よりは、入手難度が高いのが難点ですが、もし酒屋などで見かけることがあればぜひ!
おすすめ度は★★★★★★★★星8つでした!
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