カバラン ディスティラリーセレクト No.1

おすすめウイスキー

ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「カバラン ディスティラリーセレクト No.1」です!

これをハイボールにすると…!

黒糖の甘味と、パイナップルジュースのような甘酸っぱさ、バターのようなコクを味わえる、南国テイストたっぷりなトロピカルハイボール!

になりました!

カバラン ディスティラリーセレクト No.1情報
原産国 台湾
アルコール度数 40度
内容量 700ml
原材料名 モルト
蒸溜所 カバラン蒸溜所
価格 税込み4800円~6000円程度(2023・7 現在)
売っている所 酒類量販店・ネットショップ

カバラン蒸留所はが建てられたのは2006年。
台湾東北部の宜蘭県(ぎらんけん)に設立された、台湾初のウイスキー蒸留所です。

それまでは「寒い地方で作られるのが常識」とされていたウイスキーを、台湾という亜熱帯で初めて作った蒸溜所が、カバランです。
ちなみに、「カバラン(KAVALAN)」というブランド名は、宜蘭県に広がる蘭陽平野の先住民、「クヴァラン族」から取られたということです。

台湾は気温が高いので、いわゆる「天使の分け前」といわれる樽からの自然蒸発の割合が、1年でスコッチなら2.5%程度なのですが、台湾では10%以上にもなるそうです。つまり10年くらいで樽が空っぽになっちゃうんですね。

それゆえ、長期熟成はできないのですが、その分熟成が早く進むので、若い原酒でも十分コクや飲みごたえが出るというわけです。
カバランでは、さらに独自の酵母を使い、現代技術によって早期熟成をコントロールすることで、世界のどこにもない味わいのウイスキーを造ることに成功したのです。

カバランが造ったウイスキーは、2010年にイギリスの「ウイスキーブラインドテイスティング大会」で優勝。その後、2015年、2016年の2年連続でワールドウイスキーアワード(WWA)でワールドベストウイスキー選出など、これまでに獲得したメダルは250以上もあるそうです。

「カバラン ディスティラリーセレクト No.1」は、アメリカンオーク樽をメインに使用したシングルモルトウイスキー。
カバランを初めて試す人向けにバランスを重視してブレンドされたということです。
価格もカバランシリーズの中では最も安いので、まさに「1番」に試したいカバランということなんですね。

さっそく飲んでいきましょう!

まずは香りから。

おお、めっちゃ甘酸っぱい香りです!
アメリカンオーク樽特有のバニラの香りもしますが、それと同時に、パイナップルのようなトロピカルフルーツを思わせる香りがブワっと広がってきます!これはいい香りですね~。
黒糖のような香ばしさもあるかな。あと、バーボンによくある、若干セメダインっぽい溶剤系のエステリーな香りもありますね。これがちょっと苦手な人もいるかも?

ストレートで飲んでみます。

口当たりは柔らかで、とても早期熟成のウイスキーとは思えません。アルコール感はほとんど感じませんね。
舌の上に、黒糖の甘さとパイナップルの甘酸っぱさが広がり、その後にバターのコクとビターチョコのほろ苦さがやってきます。
これは美味いですね~。
ちょっと溶剤系の香りもありますが、この香り、トロピカルフルーツの香りと重なるとそれほどネガティブには感じません。
余韻は長めで、スパイシーな刺激も感じますね。

いよいよハイボールにしてみます!

炭酸で割っても、パイナップルの香りはしっかり感じます。
飲んでみると、爽やかながら、口当たりはしっかりしていて飲みごたえがあります。

炭酸と共に弾ける、黒糖の甘味とパイナップルジュースのような甘酸っぱさ
その後にやってくる、バターのようなコク。
まさに南国テイストたっぷりなトロピカルハイボール、という感じですね!
これは美味いです!

台湾ウイスキーの入門としては最適だと思います。「カバラン」が気になっている人は、まずはこの「No.1」から試してみるといいと思いますよ!

おすすめ度は★★★★★★★★星8つでした!

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