ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「キリン 陸」です!
これをハイボールにすると…!
ほんのりとバーボンのニュアンスのある、甘くてフルーティーなハイボール!
になりました!
キリン 陸情報
原産国 日本
アルコール度数 50度
内容量 500ml
原材料名 モルト・グレーン(国内製造・英国製造)
キーモルト 富士御殿場蒸溜所のモルト原酒
価格 税込み1300~1700円程度(2022・10現在)
売っている所 一部コンビニ・スーパー・酒類量販店・ネットショップ
「陸」はビール大手のあの「キリン」が出した、国産ブレンデッドウイスキー。国内原酒に加え、海外原酒も使った、いわゆる「ワールドブレンデッドウイスキー」です。
発売は2020年でしたが、実はOKKAはずっと飲んでませんでした…。
理由はそのラベルデザイン。
明朝体のそっけないロゴ、白と黒のみのラベルは、高級感もポップさも感じられず、食指が動かなかったんですよね…。(何でこのデザインが通ったのか謎ですが、おそらく「飾りのない、シンプルな美味しさのウイスキー」って言いたかったのかな…。)
そんな「陸」が2021年4月にリニューアル!ラベルもいい感じになりました!
内容も、国内原酒の割合を増やしたということで、かなり味わいも変わっているそうです。
「陸」が造られているのは、キリンの「富士御殿場蒸溜所」。品質の良いグレーン原酒を製造していることで有名です。
2016年には、「富士御殿場蒸溜所シングルグレーンウイスキーAGED 25 YEARS SMALL BATCH」が、ウイスキーの国際的コンテスト「ワールド・ウイスキー・アワード」(WWA)において「ワールド・ベスト・グレーンウイスキー」を受賞し、「世界最高峰のグレーンウイスキー」として認定されました。
もちろん、モルト原酒も造っており、さらに貯蔵、ボトリングまで一貫して行っている、世界でも珍しい「ウイスキー製造のすべてを行う」蒸溜所なんですね。
キリンの公式HPによると、「陸」の特徴は次の2つ。
1.小樽熟成
熟成には、180リットルの、北米産ホワイトオーク材のバレルを使用しているそうです。
180リットルと言えば、「バレル」の中でも小さい方。(「バレル」の容量は180~200リットルです。)
小樽を使用することで原酒と樽の触れ合う表面積が大きくなり、木樽の持つ豊かな香りをふんだんに得ることができるというわけですね。
2.ノンチルフィルタード製法
「冷却濾過」を行わない製法です。シングルモルトではよくありますが、ブレンデッドでは珍しいですね。これは、できるだけ「樽出し」の状態に近いおいしさを目指し、ウイスキーの旨み成分を閉じ込めるために行っているそうです。50度という高い度数もこのためと思われますね。
さっそく飲んでいきましょう!
まずは香りから。
お、やはりバニラの甘い香りが最初に来ます!
続いて、オレンジやマンダリンを思わせる、柑橘系の香りもしますね。
50度もある割には、アルコールの刺激は弱めです。
あと、バーボン特有の「溶剤」のような香りも少ししますが、決してネガティブな感じはありません。
ストレートで飲んでみます。
今度は、オレンジのフルーティーな香りと甘さが最初に来ました!
そして、バニラの甘さがそれを追いかけてきます。
香りから感じた溶剤っぽい感じは、飲むとそんなに感じませんね。ごくわずか。
最後はアルコールから来る辛味もありますが、まあ50度あることを考えると、飲みやすい方じゃないかな。余韻はバーボンっぽい樽感がありますね。
キツイお酒を飲みなれてない人には加水をおすすめします。
加水すると、よりバニラの甘い香りが立ってきますよ!
いよいよハイボールにしてみます!
香りはバニラとオレンジ。ハイボールにしてもけっこう香りますね~。
飲んでみると、やはりバーボンのような、バニラやカラメル、樽から来る木香のニュアンスを感じます。
その甘さが広がった後、鼻からふわっとオレンジのような香りが抜けていきます。
爽やかなんだけど、アルコール度数が高いので、しっかり飲みごたえもありますね!
余韻にはウッディな感じがおだやかに残り、すーっと消えていきます。
うん、これは美味いですね~。
バーボンが嫌いな人はちょっと苦手な味かもしれませんが、バーボンソーダが好きな人は、かなり美味く感じるんじゃないかと思います!
これは肉料理に合いそう!
焼いたソーセージと一緒に飲んだらより美味いと思いますよ!
500mlとはいえ、50度の高い度数で1500円前後というのは、かなりコスパがいいと思います!
ニッカやサントリーもいいですが、キリンもいいですよ!
おすすめ度は★★★★★★★星7つでした!
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