見ているだけで楽しくなるウイスキー読本!「ウイスキーは楽しい!」紹介!

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ハイ!OKKAです!
今回は、初心者から上級者まで、見ているだけでも楽しめるウイスキー本の紹介です!

その本は「ウイスキーは楽しい!」

「ウイスキーは楽しい!」情報
著者 ミカエル・ギド 翻訳 河 清美  イラスト ヤニル・ヴァルツィコス
出版社 パイ インターナショナル
ページ数 208ページ(オールカラー)
定価 2,750円(税込)
発売 2017年12月11日よりAmazonのほか全国の書店で発売
   2023年2月22日に増補改訂版販売

イラストを交えた解説が分かりやすいと大人気の実用書、「~は楽しい! 」シリーズの第3弾はウイスキー。意外に分からない製造方法についてや、ウイスキーの選び方、料理の合わせ方など、1冊にウイスキーの楽しみ方が全て詰まっています。初心者はもちろん、ウイスキー愛好家にとっても新鮮な情報が満載です。

序章 :ウィスキーの種類、ウィスキー年表等
第1章 ウイスキーを製造する:原料、樽の種類、ブレンディング(調合)等
第2章 ウイスキーを味わう:グラスの選び方、テイスティングの3ステップ、ウイスキーのフレーバー等
第3章 ウイスキーを買う:ウイスキーラベルの読み方、栓の役割等
第4章 食材と合わせる:ディナーとウイスキー、ウイスキーに合う郷土料理等
第5章 バー&カクテル:水割り、ウイスキーベースのカクテル等
第6章 ウイスキー産地を巡る:スコットランド〜日本まで世界約20カ国を紹介

(Amazon紹介ページより引用)

ポップで可愛いイラストが満載のこの本。見た目以上に、ウイスキーについての細かい情報が丁寧かつ詳細に描かれています。
ウイスキーの種類、歴史、製法、アルコールが体に及ぼす作用、テイスティング…と様々な角度からの記事が満載です!
書籍自体も読み応えがあり、まさにウイスキー初心者から上級者まで「ウイスキーは楽しい!」と思える1冊だと思います!

筆者のミカエル・ギドはフランス、ブルゴーニュ地方出身のライター。
もちろんワインにも詳しいのですが、ウイスキーや他のスピリッツにも造詣が深く、2012年にウイスキーやスピリッツなどの酒情報を愛好家同士が共有するサイトForGeorge.comを立ち上げ、酒類の魅力をより多くの人に伝えるために、積極的に活動しているということです。
この本の他にも「カクテルは楽しい」「ラム酒は楽しい」などの著書もあります。

OKKAが個人的に良かった点

①一目でわかるウイスキー年表がついている
「日本」「アイルランド」「スコットランド」「アメリカ合衆国」「世界」それぞれのウイスキーにまつわる出来事を1ページの年表にまとめています。これが見やすくて分かりやすい!

②フレーバーの分類が分かりやすい
特に「フレーバーホイール」は、ウイスキーの香り、味の表現について、めっちゃ参考になります!

③製造法だけでなく、蒸溜所で働く人々についての記事もある
マスターディスティラーはもちろん、マッシュマン、スチルマン…など、職人にスポットを当てている本は珍しい!こういう人たちのおかげで、美味いウイスキーが飲めるんだなあ…と、より理解が深まります。

④巻末には索引もついていて、知りたい情報にアクセスしやすい
専門書では索引付きは当たりまえですが、こういうイラスト主体の本では珍しいと思います。

こんなところでしょうか。とにかく「読み易く、分かりやすく、かなり詳しい」という、なかなかない本だと思います!

2023年には、「ウイスキーにおけるテロワールの考え方について」「アメリカやアジアのウイスキー事情」「市場に出れば争奪戦となる『夢のウイスキー』について」などの最新事情を16ページ分も追加した「増補改訂版」が発売されています。
Amazonでは両方取り扱っているようですが、できれば改訂版をおすすめします!

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