ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「メーカーズマーク」です!
これをハイボールにすると…!
バニラとキャラメルの香りと甘さ、オレンジの香りを感じる、すっきりと飲みやすいハイボール!
になります!
メーカーズマーク情報
原産国 アメリカ(ケンタッキー州)
アルコール度数 45度
内容量 700ml
原材料名 グレーン・モルト
マッシュビル コーン70%、大麦14%、冬小麦16%
蒸溜所 メーカーズマーク蒸溜所
価格 税込み2500円前後(2023・1現在)
売っている所 一部スーパー・酒類量販店・ネットショップ
※マッシュビルとはバーボンを構成する穀物の配合レシピのことです。
メーカーズマークの誕生のきっかけは、1780年に北アイルランド系のロバート・サミュエルズが自家製ウイスキーを作り始めたこと。
1840年に蒸溜所を設立して本格的なウイスキーづくりを始めるものの、禁酒法によって製造が止められたり、経営難に陥ったりとさんざんな目にあいます…。
しかし、そんな状況を救ったのが、6代目のビル・サミュエルズ・シニアとその奥さんのマージョリー。
ビルは、ケンタッキー州のロレットにあったバークス・スプリング蒸溜所を1951年に買収。
「世界に通用するプレミアムなバーボンを作りたい」という思いから、ここで手作りによる少量生産による質の高いバーボンづくりが始まりました。
この時にビルは、初代から170年続いたバーボンのレシピを燃やし、一から作り直したそうです。すごい覚悟ですね!
そして、メーカーズマークが誕生したのは、蒸溜所を買収して8年後の1959年。
その後、蒸溜所の名前も「メーカーズマーク蒸溜所」と変え、今に至るというわけですね。
また、メーカーズマークのシンボルとも言える、特徴的な「赤い封蝋」のデザインを考えたのは、奥さんのマージョリーです。(その色から「レッドトップ」とも呼ばれます。)
ちなみに、「赤い封蝋」は今でも手作業で1本ずつ行っているそうです。
この作業、蒸溜所見学に行くと体験できるみたいですよ!
さらに、ラベルは昔ながらの活版印刷。ラベルををカットするのも手作業だそうです。さすが「手作り」にこだわるメーカーズマークですね!
そんなメーカーズマークの製法上の特徴は、バーボンによく使われる「ライ麦」の代わりに「冬小麦」を使っていること。
これによって、優しくまろやかな風味が生まれるそうです。このレシピを考えたのも6代目のビル・サミュエルズ・シニア。何度も何度も、いろいろな材料を試して、冬小麦に行きついたそうです。
さっそく飲んでいきましょう!
まずは香りから。
おー、かなり濃厚なバニラクリームのような香りがします。甘くていい香りですね~。
さらに、キャラメルのようなちょっと香ばしい香りも。
その奥に、オレンジのようなフルーティーな香りもありますね。
ストレートで飲んでみます。
まず感じるのは、やはりバニラとキャラメルの甘味。
ちょっと砂糖を焦がしたような風味もあります。濃厚でクリーミーですね~。
その後に、ちょっとスパイシーな感じがあり、最後にふわっとオレンジの香りが鼻を抜けていきます。
うん、ストレートでも十分美味いですね。
いよいよハイボールにしてみます!
炭酸で割っても、バニラクリームの甘い香りは健在。
飲んでみると、まず口の中に、炭酸と共にバニラの優しい甘さが広がります。
さらに、キャラメルの香ばしさもプラスされます。
そこにふわっとオレンジのような柑橘系の香りもしてきます。
ストレートで飲んだら、かなり甘い感じでしたが、ハイボールだと甘すぎることもなく、すっきりと飲めますね。
バーボンによくある溶剤系の香りはほぼないので、引っ掛かることもなく、とっても飲みやすいです!
スパイスの効いた肉料理に合いそうな感じですね。これは美味いです!
ネガティブな感じはほぼないので、これならバーボンを飲みなれてない人でも美味しく飲めるんじゃないかな。
バーボン好きだけでなく、バーボン初心者の方にもおすすめできる1本です!
おすすめ度は★★★★★★★★星8つでした!
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