ニッカ カフェグレーン

おすすめウイスキー

ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「ニッカ カフェグレーン」です!

これをハイボールにすると…!

バニラの甘さとバナナの香り、チョコの風味も楽しめる、なめらかなコクのある甘口ハイボール!

になりました!

ニッカ カフェグレーン情報
原産国 日本
アルコール度数 45度
内容量 700ml
原材料名 グレーン・モルト
蒸溜所 宮城峡蒸溜所(仙台工場)
価格 税込み7000~9500円程度(2022・12 現在)
売っている所 酒類量販店・酒類販売店(個人)・ネットショップ

「ニッカ カフェグレーン」は、宮城県の宮城峡蒸溜所で作られた「シングルグレーンウイスキー」。つまり、「単一蒸溜所で作られたグレーンウイスキー」です。

ちなみに“カフェ”の由来はコーヒーを飲む“cafe”の事ではなく、「カフェ式(コフィ―式)連続蒸留器」を開発したイーニアス・カフェ(コフィー)さんの名前“coffey”からとられています。
(実はOKKAもはじめは勘違いしてました。コーヒーっぽい香りがするのかな…なんて。)

ニッカ仙台工場の「カフェ式連続蒸留機」
ニッカ公式HPより引用

「連続式蒸溜機」は、おもにグレーンウイスキーを造る際に使われます。
内側が棚のように仕切られ、一つ一つの棚を通過するたびに、アルコール成分が分離される仕組みになっています。

バーテンダー必見! ― byバースクールWebBar (web-barman.net)より引用

いわば、単式蒸留機(ポットスチル)を縦に何個も重ねたような構造になっているんですね。


現在の連続式蒸溜機は、モロミ塔、抽出塔、清溜塔、メチル塔の最低4塔から成る多塔式が一般的ですが、「カフェグレーン」を造る際に使用されている「カフェ式連続式蒸留機」は、モロミ塔と清溜塔の2つの塔で構成されています。
通常の連続式蒸溜機よりも塔が少ない分、蒸溜回数が減るため、蒸溜後に原料由来の風味や成分が残りやすいんですね。
その分、効率が悪いという欠点があり、スコットランドでもほとんど使われなくなっているのですが、ニッカはあえて、風味を残すために使っているというわけです。

さっそく飲んでいきましょう!

まずは香りから。

うん、かなり甘い香りがします!
主にバニラの香り、そしてバナナのような果実感もありますね。
あと、ミルクチョコのような香りも感じます。

ストレートで飲んでみます。

舌の上に広がるのはバニラの甘さ。あと、バナナチョコの味わいもしますね~。
甘いんですけど、口当たりはけっこうあっさりと軽い感じ。コクはありますが、甘ったるいまではいきません。
その後で、ゆっくりとウッディな風味が広がります。
これはストレートで飲んでもなかなか美味いですね~。

いよいよハイボールにしてみます!

香りはやはりバニラ&バナナ。
飲んでみると、さすがにストレートよりは甘さ控えめになりますが、それでもしっかり甘いですね。
チョコの感じもあるので、「バナナのミルクチョコがけ」って感じかな。
口当たりはクリーミーだけど、意外とすっきり。余韻にほろ苦いウッディな風味があり、これが全体をいい感じにまとめています。
デザートハイボールとしてもいいし、スパイシー系の料理と合わせてもいけそうですね!
これは美味いです!

ただ、希望小売価格は税込み6600円(2022.12現在。2023年に値上げの予定)なのですが、それより高いところがほとんどですね。
個人的には、世界でも希少な「カフェ式連続蒸留機」で造ったシングルグレーンなので、7000円前後の価値は十分にあるかなと思いますが、さすがにアマゾン価格(現在税込み9380円)はちょっと高いかなと思います。
定価で買えれば文句なく星8個なのですが、価格を考慮すると…
おすすめ度は★★★★★★★星7つでした!

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