ハイ!OKKAです!
ニッカが「カフェ式連続式蒸留機」で造った、日本を代表するグレーンウイスキーと言えば「カフェモルト(左)」と「カフェグレーン(右)」。
今回はこの2種類をハイボールで飲み比べていきます!
まずは2種類の共通情報から。
ニッカ カフェモルト・カフェグレーン共通情報
原産国 日本
アルコール度数 45度
内容量 700ml
売っている所 酒類量販店・酒類販売店(個人)・ネットショップ
さっそく飲み比べていきましょう!
まずは「カフェモルト」から。
ニッカ カフェモルト情報
原材料名 モルト
蒸溜所 宮城峡蒸溜所(仙台工場)(一部ベン・ネヴィス蒸留所の原酒を使用)
価格 税込み9000~13000円程度(2023・4 現在)
ちなみに、ラベル裏にはこんな説明が。
「モルト(大麦麦芽)」だけを使っているというのが大きな特徴ですね。
ただ、ベン・ネヴィス蒸溜所の原酒も一部使用されているため、「シングルグレーンウイスキー」ではありません。(でも美味ければ問題ないですね!)
炭酸で割っても、ストレートで感じた蜂蜜やバニラの甘さはしっかり残ってます。
炭酸と共にバナナやリンゴの香りがふわっと広がり、最後はカカオのほろ苦さと麦芽のコクが残る、クリーミーなハイボールになりました!
特にバナナの甘い香りがすーっと鼻を抜けていくのが心地いいですね。
うーん、これはめっちゃ美味い…!
甘味・果実感・麦芽のコク・ほろ苦さなどが重層的に感じられる、飲みごたえのあるハイボールです!
これは食事と合わせるよりも、単体でじっくり飲みたい感じですね。
続いて「カフェグレーン」!
ニッカ カフェグレーン情報
原材料名 グレーン・モルト
蒸溜所 宮城峡蒸溜所(仙台工場)
価格 税込み7000~9500円程度(2023・4 現在)
こちらに使われている原酒は、すべて国内生産。「ジャパニーズウイスキー」の定義にも合致しており、単一蒸溜所で造られた「シングルグレーンウイスキー」でもあります。
ラベル裏はこんな感じ。
原材料は主にトウモロコシが使われているそうです。
炭酸で割っても、バニラとバナナの甘い香りを感じます。
飲んでみると、ハイボールとしてはかなり甘口です。
チョコの感じもあるので、「バナナのミルクチョコがけ」って感じかな。
口当たりはクリーミーだけど、意外とすっきり。余韻にほろ苦いウッディな風味があり、これが全体をいい感じにまとめています。
デザートハイボールとしてもいいし、スパイシー系の料理と合わせてもいけそうですね!
これも美味いです!
2種類を飲み比べてみた感想はこんな感じ。
・「カフェモルト」は、大麦麦芽のみを使っているだけあって、しっかりしたコクが楽しめます。
香りや甘味も重層的で、「いいハイボールを飲んでるなあ」という気分にさせてくれます。
ただし、入手しにくいのが難点。店舗では年に1,2回程度しか見かけないし、希望小売価格の6600円(税込み)で販売しているところはほぼ見かけません。バーで飲むのをおすすめします。
・「カフェグレーン」は、カフェモルトよりは軽い味わいですが、チョコバナナっぽい味わいは唯一無二ですね。甘いけど、飲み口がすっきりしているので、カフェモルトよりも料理に合わせやすい感じです。
入手難易度もカフェモルトよりは低く、「リカーマウンテン」では割とよく見かけます。やはり、希望小売価格の6600円(税込み)ではなかなか売ってませんが、探せばそれに近い価格で手に入るところもありますよ。
どちらも「グレーンウイスキー」としてはちょっと高く感じるかもしれませんが、値段に負けない味わいを持っていると思いました!
個人的な好みでは、甘くて濃い味のハイボールが好みなので、
1位 カフェモルト
2位 カフェグレーン
ですね!
かなり僅差ですが…。
2種類の詳しいレビューはこちら!
以上、「ニッカ カフェモルト&カフェグレーン ハイボール飲み比べ」でした!
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