オーバン１４年

ハイ！OKKAです。

今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は、スコットランド・西ハイランド地方のシングルモルト！

「オーバン１４年」です！

これをハイボールにすると…！

飲み初めにはバニラと蜂蜜の甘さに柑橘系の爽やかさを感じ、飲んだ後には潮っぽさとビターさ、スパイシーさを感じられる、上品で大人っぽいハイボール！

になります！

ユナイテッド・ディスティラリー社が提唱した「クラシック・モルト・シリーズ」では、西ハイランド代表に選ばれたウイスキー。それだけ完成度が高いということですね。
（現在はディアジオ社の所有となっています。）

オーバンは、スコットランド南西部にある町の名前。ゲール語で「小さな湾」という意味を持ちます。古くから「天然の良港」として知られていました。

１７９４年、スティーブンソン兄弟がこの地に建てたのが、土地の名前をそのままとった「オーバン蒸留所」です。
スコットランドの中でも、最も歴史のある蒸溜所の一つですね。
（ちなみに、最も古いのは１７７５年に建てられたグレンタレット蒸溜所。オーバン蒸溜所は５番目になります。）

ハイランド地方のウイスキーの特徴である「飲みやすさ・バランスの良さ」はもちろん、海に近いということもあって、アイランズのウイスキーが持つ「潮っぽさ」も兼ね備えているそうですよ。

さっそく飲んでいきましょう！

まずは香りから。

まず感じるのは、バニラと蜂蜜の甘い香り。さらに、うっすらとスモーキーフレーバーも感じます。
さらに、オレンジのような柑橘系の甘酸っぱい香りや、ちょっとバターのようなコクのある香りもします。いい香りですね～。

ストレートで飲んでみます。

口に含むと、バニラと蜂蜜の甘さが舌の上に広がります。そこに、オレンジマーマレードのような柑橘系の甘い香りと、心地よいスモーキーな香りが鼻を抜けていきます。
後口に、ちょっと潮っぽい風味が残るのもいいですね～。
余韻はけっこうスパイシーでビター。
飲んだ時は華やかで甘いんですが、後口にビターさが残って、そのギャップがいい感じです。これは美味いですね～。

いよいよハイボールにしてみます！

ハイボールにすると、柑橘の香りが立ってくる感じですね。スモーキーな香りもうっすらあるかな。

飲んでみると、はじめはバニラや蜂蜜の甘味を感じますが、すぐに柑橘と潮っぽさがやってきます。
余韻はやはりスパイシーでビター。
口に含んだ時は爽やかですが、その後にじんわりと樽由来のウッディなほろ苦さが広がっていくのがなんとも言えず美味いです！
上品で大人っぽいハイボール、といった感じですね。

甘すぎることもないので、いろいろな食事とも合わせやすそうですね。
潮っぽい感じがあるので、やはり合わせるなら魚介系かな。
ボンゴレなどのパスタに合わせると最高だと思います！

さすがに西ハイランドを代表するウイスキーでした。
ちょっと高いので、ハイボール要員とするよりは、ストレートやロックでも楽しんで、さっぱり飲みたいときにはハイボール！という飲み方がいいと思います！

おすすめ度は★★★★★★★星７つでした！