オールドグランダッド１１４

ハイ！OKKAです！
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「オールドグランダッド１１４」です！

これをハイボールにすると…！

バニラ＆ブラウンシュガーの香りと甘さを感じる、濃厚でほろ苦い飲みごたえ抜群のハイボール！

になります！

「オールド グランドダッド」は、現在はケンタッキー州にあるジムビーム蒸溜所が製造しているブランドです。

OLD GRAND DAD（偉大なるおじいちゃん）の名前の由来は、ラベルにも描かれている人物、創業者のベイゼル・ヘイデン氏のあだ名だそうです。

蒸溜所の三代目であるレイモンド・B・ヘイデンが、祖父であり創業者でもある彼をを讃えるウイスキーとして、祖父の胸像をラベルに入れ、あだ名であった「OLD GRAND DAD」と名付けて、1882年に発売したのが始まりなんだそうですよ。
（その後、蒸溜所のオーナーは何回か変わり、現在はジムビームになっているというわけです。）

ちなみに、ジムビームからは「ベイゼル・ヘイデン」というプレミアムバーボンも販売しています。こちらはビーム家６代目のブッカー・ノウ氏が、やはりバーボン創始者の一人であるヘイデン氏を称えて開発した商品だそうですよ。

「１１４」という数字は「１１４プルーフ」ということ。プルーフはアルコール度数を表す単位で、アメリカの場合は、２で割ると「％」になります。

（ただし、この「プルーフ」は、アメリカとイギリスで違いがあり、イギリスの場合は１００プルーフ＝５７．１％となります。）

ですから、このバーボンのアルコール度数は１１４÷２＝５７で、５７％ということ。かなり高いですね！

さっそく飲んでいきましょう！

まず香りから。

まず、バニラを思わせる甘い香りがします。ブラウンシュガーの感じもありますね。
あと、パイナップルのようなフルーティーな香りもします。

５７度もあるのに、アルコールのツンとした感じは全然ありません。
これはいい感じです。

ストレートで飲んでみます。

口に含むと、バニラとブラウンシュガーの甘さがブワっとやってきます！
その後で、やはり５７度もあるので、アルコールのガツンとした感じもやってきます！
でもあまりネガティブな感じではありません。「濃いウイスキーを飲んでるなあ」という感じ。やはり飲みごたえがありますね。
その後、樽のウッディな感じ、ほどよい苦みが余韻として残ります。

バーボンは、いわゆる溶剤のような香りがするものもよくあるんですが、これにはほとんどないですね。私はあの香りはちょっと苦手なほうなので、嬉しいです！
濃いのに飲みやすいですね！美味いです！

いよいよハイボールにしてみます！

炭酸で割っても、バニラとブラウンシュガーの甘い香りは健在。
飲んでみると、そのバニラ＆ブラウンシュガーの甘味が、炭酸の刺激と共に口いっぱいに広がります！アルコール度数も高いので、かなり濃厚な感じですね。
余韻には、砂糖を焦がしたカラメルっぽいほろ苦さがふんわりといい感じで残ります。
しっかり飲みごたえのあるハイボールですね！これはかなり美味いです！

ガブガブ飲んですっきり爽快、というハイボールではありませんが、ゆったりと楽しめるハイボールですね。
合わせるんだったら、料理よりはダークチョコのようなスイーツ系がいいかも。
また、甘味と酸味のあるタイ料理なんかに合いそうな感じです！

ただ、この「オールドグランダッド１１４」は、2017年に輸入元が取り扱い中止のため、国内終売となっているんですね…。残念…。
たまーにやまやなどの量販店に置いているのを見かけることもありますが、以前に比べるとかなりレアになりました。
購入する場合は、ネットショップで並行輸入品が売っているので、そちらを選ぶしかないかな、という状態です。
終売前は３０００円を切ってたんですが、さすがに今は３５００円くらいになっていますね。

でも、５７度もあってしかも７５０ｍｌですから、３５００円でも決して高くはありません。そのくらいの価値は十分にあるバーボンだと思います！
おすすめ度は★★★★★★★★星８つでした！