ハイ!OKKAです。
今回紹介するのは、いつものやつよりワンランク上のハイボールの作り方!
その名も「スーパーハイボール」です!
スーパーハイボールとは、古谷三敏氏のマンガ「Barレモンハート」第14巻でも紹介されたハイボール。(このマンガが発祥という説もあります。)
「ブレンデッドウィスキーのハイボールにブレンド材料のモルトウィスキー(キーモルト)をフロートしたハイボール」のこと。
ちなみに、「モルトウイスキー」とは、大麦麦芽のみを原料に、単式蒸留機を使って作られたウイスキーのこと。
ブレンデッドウイスキーは、このモルトウイスキーに、トウモロコシなどの穀物を原料に、連続式蒸留機を使って作られた「グレーンウイスキー」をブレンドしたものです。
通常、ブレンデッドウイスキーには、多くの蒸溜所のモルトウイスキーが使われています。その中でも、味や香りの中核となるモルトウイスキーのことを「キーモルト」と呼ぶんですね。
ブレンデッドのハイボールに、キーモルトをフロートさせることで、「モルトの香り高い」ハイボールができあがるというわけです!
作り方は簡単!
まずは普通にハイボールを作り、その後にキーモルトをそおっと少量入れるだけ!
※美味しいハイボールの作り方はこちらを参照!家飲みなら「初級」で十分だと思います!
さっそく作っていきましょう!
まずは、「デュワーズホワイトラベル」+「アバフェルディ12年」!
デュワーズのハイボールの上に、アバフェルディを少量注ぎます。
そのまま入れてもいいんですが、全体に広がるように、バースプーンを裏返して、そこに注ぐようにします。
これで完成!
ハイボールの上の方が、ちょっと色が濃くなってるんですが、わかりますか?
水の比重1に対してアルコール度数の高いウイスキーの比重は、約0.92とわずかに軽いので、このように浮いた感じになるんですね。
さっそく飲んでいきましょう!
うん、香りがとってもいいですね!熟したリンゴのような、華やかでフルーティーな香りがたまりません!
一口飲むと、キーモルトであるアバフェルディの風味もしっかりして、これは美味いです!
通常のデュワーズのハイボールよりも、ぐっとリッチになった感じ。いいですね~。
続いて、「ジョニーウォーカー レッドラベル」+「タリスカー10年」!
これは、タリスカーのスモーキーな香りがブワっときます!
その後に来るバニラの香りも強くなって、いい感じ。
飲むと、やはり普通のジョニ赤のハイボールより、スモーキー感が強め!
これもワンランク上のハイボールになりました!
スーパーハイボールは、他にも以下のような組み合わせができます。
・ホワイトホース+ラガヴーリン
・ジョニーウォーカー+カーデュ
・ジョニーウォーカー+ラガヴーリン
・バランタイン+グレンバーギ
・バランタイン+スキャパ
・バランタイン+ミルトンダフ
・バランタイン+グレントファーズ
・フェイマスグラウス+ハイランドパーク
・ホワイト&マッカイ+ダルモア
・グランツ+グレンフィディック
・ティーチャーズ+グレンドロナック
・角瓶+山崎
・スペシャルリザーブ+白州
・オールドパー+クラガンモア
・スーパーニッカ+宮城峡
・スーパーニッカ+余市
などなど。
ブレンデッドウイスキーには、大体3種類~7種類程度の「キーモルト」が使われているので、その組み合わせは数百種類にもなります。
ウイスキーのボトルを複数本所持している方は、ぜひチャレンジしてほしいと思います!
ホントに美味いですよ~!
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