スーパーニッカ

おすすめウイスキー

ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「スーパーニッカ」です!

これをハイボールにすると…。

蜂蜜、バニラの甘味と青リンゴやレーズンを思わせるフルーティーな味わい、少しスモーキーな風味も感じられる、飲みやすいけどしっかりコクのあるハイボール!

になります!

スーパーニッカ情報
原産国 日本
アルコール度数 43度
内容量 700ml
原材料名 モルト・グレーン
キーモルト 宮城峡蒸溜所のモルト・グレーンを使用(海外原酒も一部使用)
価格 税込み2200~2900円程度(2023・12 現在)
売っている所 スーパー・酒類量販店・ネットショップ

スーパーニッカが発売されたのは1962年。

現在は2000円台と、割とお求めやすい価格のウイスキーですが、初代のボトルは「超プレミアムウイスキー」でした。

余市蒸溜所のモルト原酒を贅沢に使い、さらに販売本数も年間限定1000本とかなり少なく、大卒の初任給が15000円の時代に3000円という価格で発売されました。
(現在の価値ならなんと4万円以上!!)

このウイスキーの誕生には、次のようなエピソードがあります。

ウイスキー作りの勉強のためにスコットランドへ留学した、ニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝は、クラスメイトの姉であるリタと出会い、現地で結婚して帰国しました。

2人は力を合わせて、ニッカウヰスキーの発展に力を尽くしましたが、肝硬変が原因でリタは64歳で死去してしまいます。1961年のことでした。
政孝は悲しみのあまり、葬儀の準備すら部下に任せ、自分は丸2日間も自室に閉じこもっていたそうです。その後も、しばらくはウイスキー作りに戻れなかったといいます。

しかし政孝は、リタが生前ずっと、政孝がウイスキー作りで成功することを願っていたのを思い出し、リタのために最高のウイスキーを作ることを決心しました。

政孝は息子の威(たけし)と共に、余市蒸溜所で新商品の開発に乗り出します。
余市にある原酒の中から、豊かな風味と深いコクのある長期熟成のモルト原酒、軽やかで華やかな若いモルト原酒、さらに熟成されたグレーン原酒を厳選し、ブレンドを重ねていきました。

そうして誕生した初代スーパーニッカは、皇室御用達としても知られる各務クリスタル製作所(現・カガミクリスタル社)の1本1本手吹きで作られたセミクリスタルボトル(当時、ボトルだけでも500円したそうです。現在だと7000円近くになりますね。)に入れられ、リタの死から1年後、無事発売されたのです。
正に、2人の愛が生んだウイスキーというわけですね。

ニッカウヰスキーデータベースwiki – atwiki(アットウィキ)より引用

さっそく飲んでいきましょう!

まずは香りから。

バニラと蜂蜜の甘い香り、さらに青リンゴやレーズンを思わせるフルーティーな香りを感じます。ほんの少し、スモーキーさも感じるかな。
アルコールのツンとした刺激はほぼ感じず、まろやかな香りですね!

ストレートで飲んでみます。

ほんの少しアルコールの刺激は感じますが、蜂蜜やバニラの甘味と、青リンゴやレーズンの甘酸っぱいフルーティーな味わいが舌の上に広がります。
ボディはライトで飲みやすいですが、コクもしっかり感じますね。
わずかにスモーキーフレーバーが鼻を抜けていき、これも心地よいです。余韻に樽由来のビターさがあり、これは美味いですね~。

いよいよハイボールにしてみます!

ハイボールにしても蜂蜜やバニラの甘い香りと、青リンゴやレーズンの香りを感じますね。
スモーキーな感じはほぼないかな。

飲んでみると、青リンゴ・レーズンの少し酸味のあるフルーティさが炭酸で刺激され、そこから口の中に甘味が広がっていきます。
めっちゃ飲みやすくて爽快感もありますが、しっかりとコクも感じますね。最後にちょっとビターな風味が残るのもよし。
これは美味いですね~。

ブレンデッドウイスキーなので、シングルモルトのような個性的な感じはあまりありませんが、バランスが良く、どんな料理にも合わせやすいのもいいですね。
肉料理はもちろん、甘味やフルーティーさもそれほど主張しないので、魚介中心の和食にも合いそうです。

おすすめ度は★★★★★★★★星8つでした!

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