ザ・マッカラン12年 シェリーオーク

おすすめウイスキー

ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「ザ・マッカラン12年 シェリーオーク」です!

これをハイボールにすると…!

ベリーやレーズンの華やかでフルーティーな香りが口いっぱいに広がり、蜂蜜の甘味、ダークチョコのほろ苦さ、上質な紅茶のようなほのかな渋味を感じる、上品でリッチなハイボール!

になりました!

ザ・マッカラン12年 シェリーオーク情報
原産国 スコットランド (スペイサイド)
アルコール度数 40度
内容量 700ml
原材料名 モルト
蒸溜所 マッカラン蒸溜所
価格 税込み11000円~14000円程度(2024・1 現在)
売っている所 酒類量販店・ネットショップ

マッカラン蒸溜所はスコットランド北部、スペイ川流域のスペイサイド地方にあります。
創業は1824年、政府公認としてはザ・グレンリベットに次ぐ2番目の蒸溜所です。
今年で創業200周年を迎える、歴史ある蒸溜所なんですね。最近リニューアルされて、めちゃめちゃ綺麗になりました。

ザ・マッカランと言えば「シングルモルトのロールスロイス」とも言われていますが、これは過去にイギリスの百貨店「ハロッズ」が手掛けたウイスキーガイドでの称賛が元になっているそうです。

ザ・マッカランの「高級さ」を表すとともに、「原料から製造・貯蔵までこだわり抜いて作られた
高品質のウイスキー」であることから、そう呼ばれるようになったそうですよ。

蒸留に使われるポットスチルは24種類と多いのですが、その容量は3900Lとスペイサイドで最小クラスのものを使っています。(同じスペイサイドのザ・グレンリベットのポットスチルは9500L。)これは、甘味が強く、複雑な香味を有する原酒を造るためだそうです。

日本最大級のウイスキー情報総合サイト|Dear WHISKY (cask-investment.com)より引用

しかも、そこから抽出される原酒のうち、使われるのはわずか16%!
これは「ファイネストカット」と呼ばれ、蒸溜の際の初めと終わりを使わないだけでなく、アルコール度数70%以下に精選した全体の2割にも満たない「最高の部分」だけを使用するというものなんですね。

さらに樽にもこだわりが。
ザ・マッカランは自社で樽を作っています。しかも、樽材となるヨーロピアンオークとアメリカンオークは、なんと自社管理の森林で育てられたものなんですね。それを伐採・乾燥させて、樽材を作っているということなんです。

さらに「シェリーオーク」に使用するヨーロピアンオークのシェリー樽は、スペインのヘレス地方のシェリー酒醸造所に対して、厳密に指定された工程で作られたシェリー酒のみを入れて作るというこだわり様。木の伐採から、原酒を入れる樽になるまで、約6年の歳月をかけるそうです。

まあ、こう聞くと、ザ・マッカランが高価なのもうなずけますね。

さっそく飲んでいきましょう!

まず香りから。

うん、やはりシェリー系特有の、レーズンのようなフルーティーな香りがします。イチゴやラズベリーなどのベリー系の香りもしますね。その奥に、蜂蜜の甘い香りもします。
とにかくいい香りです!

ストレートで飲んでみます。

レーズンやベリー系のフルーティーな香りと味がぶわっと口いっぱいに広がります。次に蜂蜜やキャラメルのような甘味と、ナッツのような香ばしさ、さらにダークチョコのほろ苦さがやってきます。
紅茶っぽいタンニンの渋味も感じますね。
フルーティーさが強く、ウイスキーというより、ブランデーに近い感じ。

余韻は、シナモン・ジンジャーのようなスパイシーさと、樽由来のウッディな風味がわりと長めに残ります。うーん、これは美味いですね~。さすがマッカラン、という感じです。

いよいよハイボールにしてみます!

香りは穏やかになりますが、しっかりレーズンのフルーティーな香りがします。ちょっと香ばしい穀物のような香りもありますね。

飲んでみると、炭酸の刺激とともにレーズンやベリー系のフルーティーな香りが口の中に広がります。その甘酸っぱい味わいと共に、蜂蜜の甘味やダークチョコのほろ苦さも感じますね。最後は、紅茶のようなタンニンの心地よい渋味が残ります。これは美味いですね~。華やかでリッチなハイボールです!

食事と合わせるよりは、食後にゆっくり飲みたい感じのハイボールですね!

しかし、ボトル1本1万円以上することを考えたら、おいそれとハイボールで飲むのはもったいないと感じてしまいますね。香りも甘味も、ストレートの方がより強く感じますので…。

ストレートやロックをメインにして、たまにハイボールで飲むのがいいと思います。

おすすめ度は★★★★★★★★星8つでした!

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