ホワイト&マッカイ トリプルマチュアード

おすすめウイスキー

ハイ!OKKAです!
今回紹介する「ハイボールにおすすめのウイスキー」は「ホワイト&マッカイ トリプルマチュアード」

これをハイボールにすると…!

フルーティーでシェリー感のある、1000円台なのにリッチな華やかハイボール!

になります!

ホワイト&マッカイ トリプルマチュアード情報
原産国 スコットランド
アルコール度数 40度
内容量 700ml
原材料名 モルト・グレーン
キーモルト ダルモア・トミントール・フェッターケアンなど
価格 税込み1300円~2100円程度(2022・9 現在)
売っている所 酒類量販店・ネットショップ

価格にずいぶん幅がありますが、多くの量販店では1400円前後で売られています。
なぜかAmazonだけ妙に高いんですよね…謎だ…。(送料が入っているのかも。)

この価格帯のウイスキーといえば、ジョニ赤角瓶デュワーズなど数多くあって、その中でこの「ホワイト&マッカイ」はちょっとマイナーな印象ですが、100年以上の歴史を持つ、かなりの実力派なんですよ。

「ホワイト&マッカイ」の特徴は次の2つ。
①ダブルマリッジ製法
「マリッジ」というのは、モルト原酒とグレーン原酒をブレンドした後に、樽に入れてさらに熟成させること。
ホワイト&マッカイは、このマリッジを「モルト原酒をブレンドした後に1回」「グレーン原酒をブレンドした後にもう1回」と、2回行うので、「ダブルマリッジ」というわけです。

さらに、この「トリプルマチュアード」では、モルト原酒にブレンドする前のグレーン原酒も、樽に入れて熟成を行っています。それで「トリプル」ということですね。
使う樽はすべてシェリー樽です。とっても手間がかかってますね!

②「伝説のブレンダー」がいること
それがこの人、リチャード・パターソン氏です!

https://gigazine.net/より引用

彼は1975年に26歳の若さでチーフブレンダーとなり、73歳(2022年現在)になった今も現役で同社のブレンディングを行っている、いわばレジェンドです。
ちなみにこの方、「美味しんぼ」にも登場しています!

「美味しんぼ 第70巻」(集英社)より引用

この巻のタイトルは「スコッチウイスキーの真価」。主人公の山岡たち一行が、スコッチの蒸溜所めぐりをする話で、ウイスキーファンにとってはかなり面白い巻ですよ。

さっそく飲んでいきましょう!

まずは香りから。

香りはかなり華やかです!甘い蜂蜜とレーズンの香り、熟したリンゴの香り。ちょっと柑橘系の香りもしますね。黒糖のような甘い香りもします。
さらにダークチョコのような、苦みを感じさせるような香りもして、1000円台のウイスキーとしては、なかなか複雑で、美味しそうです!

ストレートで飲んでみます。

口の中に蜂蜜とレーズンの甘さが広がります!
それを追いかけるようにして、オレンジのような柑橘系の酸味と甘みも。さすがにシェリー系のシングルモルトのような濃さはありませんが、シェリー樽の要素は十分感じられますね。
チョコのようなほろ苦さもやってきて、余韻もわりと長い方です。ストレートでも十分飲めますね~。

いよいよハイボールにしてみます!

ハイボールにしても、香りはかなり華やか!
レーズンやリンゴを思わせるような、フルーティーな香りがしますね。ちょっとオレンジの感じもあるかな。
飲んだ瞬間にも、このレーズンやリンゴの香りがふわっと鼻に抜けていきます。
そして、舌の上にはほんのりとした甘味、樽から来る心地よいウッディな風味が残ります。

一般的に、「シェリー系のウイスキーはハイボールに向かない」と言われますが、これはそんなことはありません。シェリー系ウイスキーの持つ渋みや硫黄臭さなどのネガティブな要素は皆無で、香りや甘さなどのいい部分が、弾ける炭酸と共に立ち上がってくる印象です。
これは美味いですね~。
1000円台前半で、これが飲めるなんて、相当コスパのいいウイスキーと言えますね。

リチャード・パターソン氏による絶妙のブレンデッドウイスキー、ぜひお試しください!
おすすめ度は★★★★★★★★★星9つでした!

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